西川浩平

2012年10月 1日 (月)

〈月巡りの歌〉〈星の音楽〉@ユリホール(昭和音大)

ピアニストの奈良英子さんとフルートと日本の横笛奏者の西川浩平さんが、18日(木)お二人が勤務なさっている昭和音大の教員・研究員の研究発表で、私のピアノ独奏のための〈月巡りの歌〉から“3月(...海の雪)”と1月(...海の夢)の2曲とフルートとピアノのための〈星の音楽〉から第2曲“ヴェガとアルタイル〜織女と牽牛〜”と第4曲“アルデバラン〜幸福の星〜”をとりあげてくださいます。

♪教員・研究員 研究発表
日時▶2012年10月18日(木) 17時10分開演 16時50分開場
会場▶昭和音楽大学ユリホール(南校舎5階)
料金▶無料、要整理券(演奏センター窓口にて配布)
他詳細は下のチラシ画像を参照ください。クリックで拡大されます。
Kenkyukaiyuri 私の関係者は私が取まとめて整理券を申込させて戴きますので、ご希望の方は早めにメールください。→amakane@mac.com

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【収録CDのご案内】

〈月巡りの歌〉の“3月(...海の雪)”は奈良英子さんのCD『サティ:スポーツと気晴らし』に収録。また、西川浩平さん委嘱によるニシカワ・アンサンブルのための作品〈ホアル〉が、CD『フルーティスト・フロム・ジ・イースト Vol.4』に収録されています。〈星の音楽〉は→こちら。尚販売楽譜は準備中です。



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2012年1月19日 (木)

「海の夢」、または、新しい世界の新しい芸術への航海

寒中お見舞い申し上げます。
喪中につき例年の新年のご挨拶は控えさせて頂きました。

昨年は実に多くの方々が恐ろしく悲しい出来事に見舞われました。
私も散々な目に遇いましたが、そこから新しい発見や認識もありました。

私自身はとっくに(少なくとも2010年2月24日に初演された“ポール・クローデルの『百扇帖』による二重奏詩”の作曲と同時に、意識の上では)旧世界と決別したのでしたが、古い皮を脱ぎ捨てたら、その皮が追いかけてきて、また、皮が包囲してきた、というような悪夢を見ているような2年でした。

まだその残夢は暫く続くようですが、与えられた運命とは裏腹に、今年は新しい世界にむけての芸術的飛躍を遂げたいと思います。

作曲の今のところの予定としては、7月20日(金)、すみだトリフォニー小ホールで開かれる Bouquet des Tons Vol.25 のための、20周年記念のお祝いの新作、その名も《Bouquet des Tons》の初演(連作の抜粋)と、初演日程は未定ですが(今年暮れ)、ギタリスト柳町正隆さんのリサイタルのための、尺八とギターのための小品の作曲。長年自主的に進められているピアノのための《月巡りの歌》の新作。幾つかのオーケストラ旧作品の改訂。それに、「オペラ」があります。(合唱作品《YUKAR》もBouquet des Tonsのための《ラヴェルの墓》も勿論忘れてはいませんが、多分今年その機会はないでしょう。)

昨年より訃報が相次ぎました。
驚いたのは、昨年12月の奈良英子さんのピアノと笛のコンサートの打上の席で、西川浩平さんから伺った、三木稔先生の訃報と、帰り道に奈良さんから伺った、林光先生の重態の知らせでしたが、林先生は今年5日にお亡くなりになられました。偉大な作曲家の死です。
林先生の《原爆小景》について僭越ながら私はこのブログ上で「20世紀が生んだ最重要作品だ」と言ったことがありましたが、林先生は、これから更に、燦然と輝く巨星で在り続けることでしょう。

年が明けて、奈良さんが、昨年11月13日の東京いずみ幼稚園ホールでの《月巡りの歌》より“1月(...海の夢)”の初演と、西川さんとの《星の音楽》全曲とアンコールでの“月の記憶”のDVDを送ってくださったのですが、“1月(...海の夢)”は、先ほどの「悪夢」とは正反対の意味で、幸先の良い「初夢」となりました。...(最大限に)感謝します!

まだまだ(或いは一層)多難な時代ですが、お陰様で、どうにか新しい航海は始まりました。
今年もどうぞよろしくお願いします。

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2011年12月27日 (火)

ピアノと笛と...

いろいろなメンテナンスのために少し更新が途絶えましたが、先日11日の奈良英子さんのピアノと笛のコンサート、当日のアンコール曲を、こぼれおちる月に追記しました。

この日もまた、奈良英子さんのことを、つくづく素晴らしいピアニストであると痛感しました。
奈良さんのラヴェルの“洋上の小舟”の演奏はとても好きなのですが、そこに、ラヴェル⇒ペルルミュテール⇒奈良さん という繋がりを思うと、また一層ドキドキするものを感じます。

一方、西川浩平さんは、前回のように、日本の伝統の笛についてのお話と演奏をなさいましたが(既載 竜笛の余韻 参照されたし)、今回は、篠笛による祭囃子の笛の調べに江戸子守唄を織り交ぜた即興演奏、それに、能管による能楽的即興演奏が主でした。それは良い意味で非常に刺激的でした。

また、終演後、共演のフルーティスト姫田大さんをご紹介頂いたのでしたが、お三人に関連して書きたいことが小山ほどありますので、また記事を改めて書きます。今日はひとまず「こぼれおちる月」追記のお知らせまで...。

(つづく)

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2011年12月11日 (日)

♪ピアノと笛のコンサート@高木学園(伊勢原) 今日!

既にお知らせしていました(既掲載)ピアニストの奈良英子さん主催の『ピアノと笛のコンサート』いよいよ今日開催です。

◆日時 2011年12月11日(日)
    2回公演 [1回目:16時半開演] [2回目:19時開演]
          開場はいずれも30分前

◆会場 高木学園2Fホール
      小田急線伊勢原駅下車徒歩3分
      改札出て右。広場の右手のコンビニと魚屋の間の道を入り右側。
      高木学園 Tel 0463-93-0368

◆入場料 1000円(未就学のお子様の入場はご遠慮ください)

プログラムなど詳細はこぼれおちる月をご参照ください。

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2011年11月23日 (水)

♪ピアノと笛のコンサート @伊勢原 高木学園

先日13日のコンサートに続き、来月12月11日(日)伊勢原市の高木学園2Fホールにて、ピアニストの奈良英子さん(主催)とフルーティストの西川浩平さん、それに今回は、もう一方(ひとかた)のフルーティスト 姫田大さんもご参加されての『ピアノと笛のコンサート』が催されます。
私の、ピアノ作品〈月巡りの歌〉より“1月(...海の夢)”が再び取上げられます。
20111211concert_2
素晴らしい演奏家の方々です。是非、お聴きにお出かけください。

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2011年11月18日 (金)

竜笛の余韻

芸術が生かすのつづきです。

フルーティストにして日本の伝統の横笛の第一人者でもある西川浩平さん。去る13日のコンサートでは、後半のプログラムで、日本の笛についてのお話を演奏も交えながらなさいました。その中で、ドビュッシーが体験したであろうパリ万博での日本の雅楽の竜笛は「多分このようなものではなかったであろうか」と実演くださいました。その後で、今度は西洋のフルートで、ドビュッシーの名曲“シランクス”の途中までを吹かれて、その相似性を示してくださり、いかに日本の音楽が彼に影響を与えたかということを示唆されました。
それはそれで興味深かったのでしたが、それ以上に私は、生で間近で聴くその竜笛の不思議な音色に魅せられ、コンサートの帰り道にも、その余韻に浸っていたのでした。

竜笛の音は、天と地の間を行き来する竜(龍)の声なのだそうです。

歌舞伎十八番『鳴神』の中で、朝廷より遣わされた雲の絶間姫によって滝壺の注連縄が断切られ、鳴神上人によって滝壺に封じ込められていた竜神たちが一気に解き放たれ、日照りに喘ぐ地上に忽ち雨が降りそそぐといった場面がありました。

・・・そうです。竜は雨を齎す恵みの神なのでした。そして天と地を繋ぐもの...。

(つづく)

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2011年11月15日 (火)

芸術が生かす

一昨日の「ピアノと笛のコンサート」の当日プログラムをこぼれおちる月に追記しました。以下に転載します。(後註:前記事ピアノと笛のコンサート 明日をご参照ください)

プログラム

 第1部

ドビュッシー:〈版画〉より “塔” “グラナダの夕暮”
ラヴェル:〈鏡〉より “洋上の小舟” “道化師の朝の歌”
高橋喜治:〈月巡りの歌〉より “1月(...海の夢)” 【初演】
 以上、ピアノ/奈良英子

高橋喜治:〈星の音楽〉全曲
        I  スピカ 〜春の誘い星〜
        II  ヴェガとアルタイル 〜織女と牽牛〜
        III アルリシャ 〜美と愛の結び目星〜
        IV アルデバラン 〜幸せの星〜
 フルート/西川浩平  ピアノ/奈良英子

             ☆休憩☆

 第2部

日本の笛 お話と演奏/西川浩平
吉松隆:〈プレイアデス舞曲集〉より “鳥のいる間奏曲” 
シャミナード:コンチェルティーノ
 以上、フルート,竜笛,篠笛,能管,うぐいす笛/西川浩平
     ピアノとパフォーマンス/奈良英子

 アンコール

高橋喜治:月の記憶
作曲者不祥:アメイジング・グレイス
奈良英子編曲:
 以上、フルートとピッコロ/西川浩平
     ピアノ/奈良英子

転載、以上。

素晴らしいコンサートでした。
これほどに魂で共感し得る音楽家を知っているということに誇りを感じると同時に、もっと沢山の方々にも知って欲しい、でも私だけが知っていたいという邪悪な気持も起きかねない(冗談)...、というくらいに素晴らしいコンサートでした。
20111113_2 私の作品が取上げられたということに止まらず、少年時代より心酔していたドビュッシーとラヴェルは私が作曲家を志す原点であり、心の故郷とも言える世界。また、日本を故郷とする私が今後生み出す作品にとっても、深い意味で励みになるコンサートでした。
震災から約8ヶ月を経て、漸く自分を取戻せて来たようです。感謝します。ご恩は作品でお返しできるよう精進いたします。

写真は左から奈良英子さん 私 西川浩平さん
(奈良さんより戴いたこの写真は、
奈良さんが伴奏ピアノを務めていらっしゃる松戸合唱団のこの日聴きにいらしてくださった方が撮ってくださったのだそうです)

竜笛の余韻につづく

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2011年11月12日 (土)

♪ピアノと笛のコンサート 明日

明日開催の演奏会のお報せです。
20111113concert_3



長年その作曲に取組んでいるピアノのための
〈月巡りの歌〉の新作“1月(...海の夢)”の初演と、フルートとピアノのための〈星の音楽〉全曲の再演があります。



“1月(...海の夢)”はそのタイトル通り、作者の「夢」(夜眠って見る夢)を題材にした作品。



〈星の音楽〉は四季の代表的な星を題材とした以下の4曲から成ります。
I   スピカ 〜春の誘い星〜
II  ヴェガとアルタイル 〜織女と牽牛〜
III アルリシャ 〜美と愛の結び目星〜
IV アルデバラン 〜幸せの星〜



いずれも夢幻的な作品です。



お馴染のピアニスト 奈良英子さんと、フルートと日本の横笛の第一人者 西川浩平さんの 素晴らしいお二人(ご夫妻)のヴィルトオーソによるコンサートです。



西川浩平さんのホームページ 〜東西東西〜 西川浩平氏

西川浩平さんについてのおすすめサイト

後註: リンクが無効でしたのでリンク設定を外してあります。

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◆プログラム

ピアノと笛のコンサート



 第1部



ドビュッシー:〈版画〉より “塔” “グラナダの夕暮”
ラヴェル:〈鏡〉より “洋上の小舟” “道化師の朝の歌”
高橋喜治:〈月巡りの歌〉より “1月(...海の夢)” 【初演】
    以上、奈良英子/ピアノ



高橋喜治:〈星の音楽〉全曲
         西川浩平/フルート  奈良英子/ピアノ



 第2部



日本の笛 西川浩平/お話と演奏
吉松隆:〈鳥のいる間奏曲〉
シャミナード:コンチェルティーノ
     以上、西川浩平/フルートと日本の横笛その他
          奈良英子/ピアノ

 ●日時 2011年11月13日(日)
       2回公演 1回目:14時開演
             2回目:17時開演
             (開場はどちらも30分前)



 ●会場 東京いずみ幼稚園3Fホール
       Tel. 03-3605-3341 アクセスマップ



      (JR亀有駅からタクシーで千円ほどです)



 



 ●入場無料(未就学のお子様の入場はご遠慮ください)全自由席



それでは明日、会場でお会いできますことを願っています。…とは言え、放射能には呉々もお気をつけてください。  



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◎おすすめCD



 奈良英子 サティ:スポーツと気晴らし



 西川浩平 フルーティスト・フロム・ジ・イースト Vol.4





◎〈星の音楽〉収録のCD



 お月さまのかお (Amakaneレーベル)





後註:次の記事に随想あり→芸術が生かす

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