アンサンブル室町

2016年3月 3日 (木)

《ポール・クローデルの『百扇帖』による二重奏詩》よりⅠ“白牡丹 薔薇 藤” YouTube公開!

《ポール・クローデルの『百扇帖』による二重奏詩》より
 Ⅰ“白牡丹 薔薇 藤” YouTube公開!

2010年ローラン・テシュネ氏委嘱の、オルガンとチェンバロのための作品の一部のMP3ファイルをYouTubeにアップしました。


この箇所の楽譜PDFも公開中です。⇨高橋喜治作品 楽譜PDFの無料配信

YouTubeですが、本ブログから個別のコンテンツには正常にアクセスされるようですが、何故かYouTubeアカウントのトップページにアクセスすると、「このチャンネルにはコンテンツがありません」と嘘の表示が出てしまいます。ちゃんと公開設定されたMP3が存在しているのですが…。
【追記:今日なおってました(20160304)】

この《ポール・クローデルの『百扇帖』による二重奏詩》は、このⅠの楽章の後にⅡとⅢの楽章が続くのですが、最後の方は大幅に改訂したいと考えていました。

YouTubeで公開したⅠの部分に相当するポール・クローデルの詩(原語)を以下に掲載します。

Au cœur de la pivoine
ce n’est pas une couleur mais le
souvenir d’une couleur
ce n’est pas une odeur mais le
souvenir d’une odeur

Tu m’appelles la Rose
dit la Rose
mais si tu savais mon vrai nom je
m’effeuillerais aussitôt

Glycines Il n’y aura jamais
assez de fleurs pour nous
empêcher de comprendre ce
solide de nœud de serpents

〜Cent Phrases pour Eventails de Paul Claudel

和訳(ローラン・マブソン氏)は既掲載記事にありますのでご参照戴けましたら幸です。

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2012年9月19日 (水)

♪アンサンブル室町レクチャーコンサート 1

時▶2012年10月4日(木) 18時半開場19時開演
所▶東京オペラシティ3F近江楽堂
¥▶一般2500円 学生1500円
主催・お問合せ▶アンサンブル室町

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2009年、委嘱により〈ポール・クローデルの『百扇帖』による二重奏詩〉を書かせて頂いた ローラン・テシュネ氏からのご案内です(→参照)。詳細は上掲のチラシをご参照下さい。クリックしますと拡大されます。

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2009年11月30日 (月)

☆3つの仕事の正式タイトル

今年の残りと来年のはじめにかけての3つの仕事の正式タイトルが決定した。

1 二重奏詩《スプリング・エフェメラル》

2 ポール・クローデルの『百扇帖』による二重奏詩

3 《伊勢音頭恋寝刃》

1はフルート愛好家の田中和子さんの依頼による2管のフルートのための連作掌品集。Fluty Creationの内谷貴志さんのプロモーションによって実現。
田中さん撮影によるスプリング・エフェメラルの写真からの印象と、草津の野山を旅した想い出が重ねられた作品となる。Fluty Creationからの出版も検討される予定。

2はチェンバリストのローラン・テシュネ氏プロデュースのコンサートシリーズ「チェンバロ+」のための作品で、今回はチェンバロとオルガンのデュオのための作品。「ポール・クローデルの『百扇帖』による作曲」とはテシュネ氏より頂いたテーマである。
『百扇帖』は、日本を愛した外交官詩人クローデルと、彼と当時親交のあった仏文学者山内義雄・書道家有島生馬とのコラボレーションによる、クローデルの日本との別れに際して制作された詩的遺産である。
来年(2010年)2月24日カザルス・ホールにて、テシュネ氏のチェンバロ、早島万紀子氏のオルガンによる初演が予定されている。

3の《伊勢音頭恋寝刃》とは歌舞伎狂言・文楽の人気演目のひとつとして今日でもしばしば上演されている演目のタイトルに同じ。(いせおんどうこいのねたば)と読む。「音頭」は(おんど)ではなく(おんどう)。
来年9月26日三重県松阪市の松阪コミュニティセンターにて予定されている尺八奏者 辻井甫山氏のリサイタルのための委嘱作品である。編成は尺八 チェロ 二面の箏 十七絃 打楽器。役者や声は一切なく音楽だけの作品である。
近松徳三の台本における人間洞察力もさることながら、その手法の現代性にも驚いた。音楽だけでそれをいかに表すかが最大の課題のひとつでもある。

*「二重奏詩」という名について
「二重奏曲」ではなく「二重奏詩」というこの聞きなれない名は、二重奏による詩的世界を意味する私の造語である。楽器の組み合わせに決まりはない。今回はたまたま1のフルート2本であり、2のチェンバロとオルガンであったが、1989年に旧芸大奏楽堂で開かれた当時マナ・オルゲルバウのビルダーであった木村秀樹さん主催のコンサートで初演された二重奏詩《ヒポロロとサンサ》で使ったのが最初だ。その時はクラリネットとオルガンであった。それから20年経過した今、また新たな境地で、ふたつの「二重奏詩」を書いている。

いずれの仕事もそれなりのウェイトを占めてはいるが、すべて芸術的意義をもって進められている。

感謝いたします。

※(後註) 後に委嘱元からの要請で 《油屋お紺》〜伊勢音頭恋寝刃〜 と改題。

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