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2018年9月15日 (土)

♪Bouquet des Tons Vol.31とラヴェルの《クープランの墓》再演



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★ラヴェルの組曲《クープランの墓》の再演
お馴染のBouquet des Tonsの依頼により 私 髙橋喜治が編曲し、2006年に初演されたラヴェルの《クープランの墓》が再演されます。
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大分年季の入った筆者所有のデュランのスコア
オリジナルピアノ版(左)とオーケストラ組曲版(右)

初演当初は、ラヴェルのオリジナルピアノ版に則って下記の全6曲でしたが、

1 Prélude
2 Fugue
3 Forlane
4 Rigaudon
5 Menuet
6 Toccata

今回は、終曲のToccataをカットしての全5曲の組曲としての発表です。決定稿は、この5曲の組曲として定着されました。

1 Prélude
2 Fugue
3 Forlane
4 Rigaudon
5 Menuet


因にラヴェル自身のオーケストラ版は、以下の4曲。RigaudenとMenuetの順を逆に置いている。

1 Prélude
2 Forlane
3 Menuet
4 Rigaudon

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Bouquet des Tonsの編成のための髙橋喜治編曲。最初の1ページ。

“Toccata”をカットした理由には、単に編成に不向きな曲でオリジナルの超絶技巧が醸し出す華々しさが出し難いからではなく(Bouquet des Tonsの皆さんなら技術的に無理ということはないことは承知している)、私のこの“Toccata”に抱いている違和感がありました。他の5曲に比べてどうもしっくりこないのです。
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ラヴェルのオリジナルピアノ版“Toccata”冒頭ページより

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筆者のBouquet des Tonsのための編曲(初稿)による
“Toccata”冒頭ページ

Toccataで華々しく終わるよりも、Menuetで最後静かに余韻を残して終わりたい そうした想いが強く働いて今回の5曲組曲に定着したのでした。Haruan shopからの発行も、この全5曲版になります。






関連情報


オーケストラの魔術師ラヴェル - ラヴェル週間 -: 風の耳


◎Bouquet des Tons の CD 発売中!






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