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2016年3月17日 (木)

ラヴェルと私たち - ラヴェル週間 -

ラヴェルと私たち - ラヴェル週間 -

今年3月7日に生誕141周年を迎えたラヴェルの特集です。

前回アップのドキュメンタリーはいかがでしたでしょうか?
凄い出演者陣でした。その中でもマニュエル・ロザンタール氏は、私には余りにも想像通りの人でした(良い意味で)。
おすすめ本:『ラヴェル:その素顔と音楽論』

兎に角演奏家陣が凄い!
モントリオール交響楽団を指揮する若き日のデュトワ氏をはじめ、ギャビー・カザドシュ女史/ピアノ、アリシア・デ・ラローチャ女史/ピアノ、ヴィクトリア・デ・ロス・アンジェルス女史/ソプラノ、クローディン・カールソン女史/メゾ・ソプラノ、ジャン=フィリップ・コラール氏/ピアノ、ピアノトリオ〔コラール,デュメイ,ロデオン各氏〕etc....

惜しむらくは、音楽が大分端折られていたこと。

歌曲集《シェヘラザード》より第一曲“アジア”やオペラ《子供と魔法》に至っては犯罪的とも言える端折方でした。カットする際にフェウドアウトするとかしてカットしたことが明確に判るようにされた方が良心的でしょう。

それでも番組全体としては、ラヴェルの作曲家としての「肖像」はかなり良く描かれていたのではないでしょうか? (因に、同じ制作元で2000年(?)に制作された、ラヴェルの死因にスポットを当てた番組は、余りにも酷かった…!)

《子供と魔法》は子供役に「本物の少年!」が起用されていました。全曲を視聴したいところでした。大抵は女声で、時にはオバサンみたいな子供で興醒めの場合もある《子供と魔法》です。これは貴重な配役によるテイクです。でも、最初の子供の歌の部分が端折られ、子供の暴れ回っての破壊行為の後、ルイ王朝風安楽椅子と肘掛椅子のデュオがすっ飛ばされて、いきなり子供に振子をとられた大時計の歎きの歌のシーンに行ってしまいました。

これを機に、《子供と魔法》全曲をアップしたいと思いネット上を探したのですが、これが無いのです、理想的な《子供と魔法》が…!

♪ラヴェルのファンタジー・リリック《子供と魔法》

 嘗てびわ湖ホールさんの委嘱により室内オーケストラ用に編曲しましたことから、このブログ「風の耳」にてラヴェルのオペラ《子供と魔法》の内容 (コレットの台本和訳)の一部をご紹介しましたが、そこにオーディオ(MP3TUBE)を添え、且つその箇所に当る私の編曲版楽譜PDFを公開しました。 PDFは春分の日までとの既述でしたが、一日延長いたします(春分の日の振替休日の21日月曜日まで)。

台本及び楽譜PDFと併せ試聴が出来るページ  

2013年5月19日(日)
ラヴェル:《子供と魔法》「羊飼いさんたち、さようなら」

2013年5月1日(水)
ラヴェル:《子供と魔法》「貴女は薔薇の心」

2013年5月29日(水)
ラヴェル:《子供と魔法》「嗚呼、おまえに会えてなんて嬉しいのだろう、庭よ!」

尚、音源はびわ湖ホールの館脇昭さんより戴きました金沢公演ライヴ録音のCDよりの抜粋です。館脇さん並びに関係者の皆さんに感謝申上げます。

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