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2013年1月

2013年1月 3日 (木)

限りない美への憧憬と平和への歩みまたは揺籃

謹賀新年

旧年中は拙ブログをご覧頂きましてありがとうございました。

年頭に私はふたつの映画を想起しました。
綿井健陽監督の『リトル・バーズ〜イラク戦火の家族たち』と
黒木和雄監督の『父と暮せば』です。
イラクのサクバンさん一家を襲った惨劇も、広島の美津江の一家を襲った原爆による惨劇も、余りにも突然に、それはやってきました。
その瞬間までまさかそんなことになろうとは想いも寄らなかったことでしょう。
戦争はそのようにして人の幸福を一瞬にして奪い取ります。

平和憲法である日本国憲法は私たちのものであり、それは今や「押付けられたもの」などでは決してありません。しかし旧体制は、改憲し、自衛隊を「国防軍」として、この国を戦争の出来る国にしたいのです。

私はとっくの昔に旧体制に背を向けていました。私にとって戦争に依存した旧体制はまるで異次元のものです。しかし、こちらが望んでもいないのに、それは突然、向うからやってくるものなのです、上記ふたつの映画のように、或いは、福島原発震災のように...。

「音楽」も「平和」も子供です。
子供は愛情をもって育むことによって成長していきます。
戦争はそのどちらをも、その契機さえも、一瞬のうちに殺してしまいます。これは人類にあって最も重い罪に他なりません。

私にとって芸術行為はそんな理不尽に対する残された最後のささやかな抵抗にほかなりません。

今年もどうぞよろしくお願い申上げます。

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