« 2012年10月 | トップページ | 2012年12月 »

2012年11月

2012年11月29日 (木)

Syzygy

芸術とは既成観念という檻からの脱出である
時は確実に変わってゆく
しかし私は
胸を締めつけられるような郷愁と
期待と不安の入交じった未来への激しい憧憬との間に
引裂かれた現在(いま)を生きている

この広大な宇宙の中での出会にはどんな意味があるのだろう?

そこにはこの宇宙での不可避的な出会の意味があるのだ
それは魂と魂の出会であり
そこにはそこから何かが生まれることの真実に充ちている

人はひとりでは生きられないし
またその真実を軸として
それを巡って世界は動いているのだ

ひとりのもの言わぬ少女の瞳が
私を動かす
一匹の猫の仕草が
私を動かす
一羽の鳥の羽ばたきが
私を動かし
やがて空からの恩寵のように
雨が降りそそぐ

雨は幾条もの小さな川を作る
その小さな川は重なり合って大きな川となり やがて
海へと向かうだろう

海の波間に揺られながら
溶合う魂のうたを
私は聴く

| | トラックバック (0)

2012年11月15日 (木)

★ラヴェル〈子供と魔法〉@「ラ・フォル・ジュルネびわ湖」来年4月(追記あり)

10年前にびわ湖ホールの委嘱で編曲したラヴェルのオペラ〈子供と魔法〉、来年4月の「ラ・フォル・ジュルネびわ湖」(@びわ湖ホール)での再演が決定しました。

指揮    園田隆一郎さん
独唱・合唱 びわ湖ホール声楽アンサンブルの16名
管弦楽   ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団

詳細はわかり次第発表します。

追記:新記事ご参照下さい⇨こちら

| | トラックバック (0)

2012年11月 8日 (木)

♪南部合唱団 郷土芸能と合唱の音楽会 明後日(10日 土曜日)

♪南部合唱団 郷土芸能と合唱の音楽会
 ひびけ明日へ心つないで

日時▶2012年11月10日(土)開場14:30 開演15:00
        会場▶品川区立五反田文化センターホール
        参加費▶大人1200円
詳細は南部合唱団のホームページをご覧下さい

南部合唱団の皆さんとは、一昨年、“原爆を許すまじ”(浅田石二/作詞 木下航二/作曲)の編曲の依頼をお受けして(既掲載記事参照)からのお付合いです。「お付合い」と言っても、編曲を通してのことなのですが、私にとっては不慣れな講評委員などをさせて頂きながら、寧ろ、同じ問題意識を持った方々のさまざまな心の響きを聴いた思いがして、逆に随分とおしえられたり励まされていることもあるです。

「このままでは本当に危ない」という危機感を、私は随分前から持っていました。しかし、それを自分自身が言葉ではうまく表せず、ひたすら感覚的に、作曲を通して私なりのアクションを試みていたと言えるのですが、「いったい誰が解ってくれるのだろうか?!」と、空しく切ない思いを抱いていたのがほとんどのところです。

編曲もまた私にとっては私の心の産物です。勿論、オリジナルに対する共感と敬意なくしてはあり得ないことですが、私は編曲とは「伝承」でると思っています。こう言うことは本当に勇気のいることなのですが、それは何故かと言うと、「伝承」とは何か? と言えば、それは決して言葉の次元、言葉の意味の次元だけで認知し得ることではないからなのです。(しかし、「詩」とは、言葉でもってそれを言い表すことに他なりません。)

私にとって「言葉」とは、「音楽」であり、それは「詩」なのです。

いったい何を訳の解らないことを言ってるのか?! という声も聞こえてきそうですので、もう止めておきますが、私は来る10日(土)の南部合唱団の音楽会を、普段こうした演奏会を聴かれない、所謂「クラシック」の方々にも、是非、聴いて欲しいと思います。

| | トラックバック (0)

« 2012年10月 | トップページ | 2012年12月 »