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2011年11月23日 (水)

感動と教示の日々

昨夜(11月21日)は、芸大第2ホールで行われた、来日中のパリ管弦楽団のクラリネット奏者パスカル・モラゲス氏の公開レッスンに出かけました。曲はブラームスとモーツァルトのクラリネット五重奏曲で、受講者はそれぞれ別々の学生メンバーでした。

特に印象に残ったことは、どちらの作品も民俗音楽或いは舞曲の影響が強いのですが、その演奏の仕方についてのレッスンでした。
ブラームスにおいては、ジプシーのツィンバロンの演奏のような即興性をクラリネットの特徴的なある楽句に反映させること。一方モーツァルトでは、メヌエットの楽章の第1ヴァイオリン奏者による開始の合図の仕方(弓での拍のカウントを他の奏者にわかりやすくやや大きな振りで...)から始まり、演奏を聴きながら踊れるほどに、舞曲本来のフィーリングを活かすこと。モラゲス氏は実演を交えながら、明快にそれを伝えていましたが、生徒が譜面にメモしようとすると、「書かないで! 先生に見られたら怒られるかもしれないから」と、断りながらの熱いレッスン...。
また、モーツァルトの冒頭2小節のフレーズ。2小節目の頭に重きを持たせること。ここの和音はV7(5度七)であって、決して倚音(または倚和音)ではないのですが、そのような感じで把(とら)える、ということなど、・・・深い!

通訳はお馴染のBouquet des Tonsのフルーティスト 齊藤佐智江さんでした。実に解りやすく素晴らしい通訳でした。


その前日(11月20日)は京葉銀行文化プラザで『日本のうたごえ祭典inちば』の三日目。全国合唱発表会職場の部の審査をしました。
こちらも感動...。その水準の高さに驚きました。

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