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2011年9月22日 (木)

いのちの息吹のアンサンブル〜随想 FARBENSPIEL CONCERT 2011〜

去る6月11日、東京オペラシティ近江楽堂で催された演奏会、FARBENSPIEL CONCERT 2011の随想です。当日プログラムは→こちら

この日は、私の THE FLUTY TIME TRAVEL 〜柔らかく澄んだ時の旅〜 (既掲載記事参照)の演奏があり、招待を受けでかけましたが、フルートアンサンブルの編曲では草分的存在とも言える高下二郎さん、お馴染のBouquet des Tonsのフルーティスト=齊藤佐智江さん、お二人と席を並べることになりました。高下さんは元新交響楽団のフルート奏者でしたが、その後齊藤さんと共にエアリー・フルート・カルテットやレヴリなどのアンサンブルのメンバーとしてもご活躍されています。また、高下さんの編曲の数々は㈲みゆずメゾンムラマツフルート山野楽器紀伊国屋書店、他より販売されています。

プログラム前半のススマン(Heinrich Soussmann)は19世紀の作曲家ですが、初めて聴く作品のそのアンサンブルのサウンド設計には現代に通じるものを感じました。また、高下二郎さん編曲によるチャイコフスキーの〈白鳥の湖〉(抜粋)は、オリジナルのオーケストラ編成からの縮小であっても音楽として全く本質的に遜色のない楽しさがあり、改めてその名曲性を思い知りました。

私の作品では、Farbenspielの皆さん(大見幸司さん/1stFl. 佐々木寿弘さん/2ndFl. 河合沙樹さん/3rdFl.&AltoFl. 福田徳子さん/4thFl.&BassFl.)、本当に表情豊かに演奏してくださり、懐しさとともに、(これは震災のショックのせいもあったと思われるのですが)生きていてよかった! と感じずにはいられませんでした。

フルートは一番好きな楽器でもあるのですが、この日は特に、フルートカルテットが、根源的ないのちの息吹のアンサンブルとして感じられ、震災に打ちのめされた魂にいのちの風が吹込まれて細胞が活性化されていくような、そんな感覚を覚えました。
後日、私は、メンバーの佐々木さんにTHE FLUTY TIME TRAVEL II 〜北斎〜 をお送り差上げました。

このタイムトラヴェルのシリーズ、今度は未来へ旅立ちたいと思っています。(是非、書かせて欲しい!)

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楽譜:高橋喜治作曲:THE FLUTY TIME TRAVEL 〜柔らかく澄んだ時の旅〜 購入サイト

 Fluty Creation  ムラマツフルート  山野楽器

 

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