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2009年7月

2009年7月14日 (火)

cup kamuy ho

cup kamuy ho
e=ray na ho
yaynupa ho

もうすぐ日蝕。(後註:7月22日)
以上はアイヌの呪文だ。「太陽の神様/貴方は死にます/(...そして)蘇ります」

コンピュータが壊れて久しく更新が途絶えた。ホームページの方は未だ更新がとても面倒な状態だ。この状態はまだ当分続きそうだ。

近況
 6月7日に横浜国立大学グリークラブOB合唱団のミューザ川崎シンフォニーホールで開催された第9回定期演奏会で横浜の名歌「赤い靴」の編曲(無伴奏男声合唱)が飛永悠佑輝氏の指揮で発表された。残念ながら私は仕事で行かれず聴逃したが、私の知っている無駄のない的確な、しかも情感を大切にした飛永氏の指揮で、悲惨な戦争の傷跡が感動的に歌われたことであろうと信じている。この編曲は現場で合唱団のことを知り尽くしている飛永氏のアドバイスを聞きながら私の個性も反映できた非常に幸な機会であったと関係者の皆さんに感謝している。
 この前の記事でも唐突に書いたように、7月3日に歴史あるツイス五重奏団主催の「連続演奏会 室内楽の変遷 第125回」で内谷貴志さん主宰のFluty Creation出版より出版された二作が初演された。低音フルートを導入したフルートアンサンブルの創始者であられる青木明先生、子供の時からその音色に魅了されていた野口龍先生、と、フルート界の大御所が並ぶ凄さもさることながらフルート音楽の魅力を満喫するに余りある素晴らしい演奏会であった。そして後半に用意された拙作二作の初演では、澤田由香さん(アルトフルート)と斉藤惟吹さん(ギター)の二人の才能によって《NOSTALGIA》に躍動感溢れる生命が吹き込まれたことは大きな喜びだった。またこの作品は内谷貴志さんと建築家の高島祐三さんのお二人なくしては生まれなかった。お二人並びに応援してくださった全ての皆さん、素晴らしい機会を与えてくださった 青木先生 野口先生、そしてツイス五重奏団の皆さんに心から感謝いたします。→演奏会記録

 自主的なものとして、やっと、ソプラノとオーケストラのための《三つのアイヌ民謡》の加筆修正しながらのコンピュータ浄書を一先ず終えることができた。また、昨年4月より開始した「新 月巡りの歌」で、ピアノ独奏のための組曲《月巡りの歌》2008(全12曲)をほぼ完成することができた。「ほぼ」と言うには未だ若干未完成の箇所があるのだが。6月(...風のおしえ)の浄書ももうすぐ。組曲《小さな挿絵》IIは“春の雨”の「三つの表情」で止まっている。

 また出来立てのほやほやに、寮美千子さん作詞 清田愛未さん作曲の「あおによし」。これは奈良市民合唱団の委嘱で編曲。

予定
 数年ぶりに真珠(あらたま)の伊藤紀子さんからお声がかかり9月オープンの邦楽寄席「みんしゃん亭」のテーマ曲[尺八,箏,十七]を書くことに →7月中完成、9月27日初演。
 組曲《柔らかく澄んだ時の旅》第二弾[Q.fl](Fluty Creation) →8月〜9月中完成、その後出版&初演。
 《二重奏詩》(仮題)[Cem,Org](Laurent Teycheney) →9月〜10月中完成、来年2月24日初演。
 《SPRING EPHEMERAL》(仮題)[2Fl](田中+Fluty Creation) →10月〜11月中完成、その後出版&初演。
 《伊勢音頭恋寝刃》[尺八とチェロと二面の箏と十七絃と打楽器](甫山尺八リサイタル) →12月末完成。来年9月26日初演。

           ※(後註) 後に委嘱元からの要請で 油屋お紺〜伊勢音頭恋寝刃〜と改題。

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