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2008年6月18日 (水)

終わり、そして始まり〜「三つの影像」に込めた私のアイヌ・インパルス〜(第三集の初演を終えて)

 一昨日箏合奏団絹の会第28回演奏会を終えた。反省点もあったが、そうしたことをここに書く意味はないだろう。終演後の打上げの席でそれは出たことで内々では自明のことであり、それらは肥やしとして次回に活かせばよいことである。重要なことは絹の会の皆さんのたゆまぬ努力といろいろな方々の協力と何よりも音楽への愛によって実現された事々にこそあると思う。
  そのひとつを私について言えば、委嘱によって「三つの影像」シリーズ三作目の作曲と初演が実現されたことであり、それについては当然ながら打上げの席でも感謝の気持ちを述べたが、再びこの場で関係者すべての方々に謝辞を贈ることは吝かではない(言葉の本来のポジティブな意味で「吝かではない」)。ありがとうございました。
 絹の会について若輩ながら言えば、今回第28回演奏会とは28年目の会ということだそうで、箏という伝統的な楽器の今日的な存在意義を毎年のように新作を発表しプログラム前半で芸術性を打ち出し後半をエンターテイメントとするなど、趣向を凝らして一定の聴衆を獲得してきたことは称賛されるべきだと思う。また絹の会はその名のように絹を想わせる柔らかでしなやかな独自なサウンドが特徴となっていて、それには林先生のご尽力があったという。また手堅い編曲で箏をジャンルの枠組みから解放し箏を今日的な喜びへと近づけた島津先生の仕事にも敬意を抱く。このような確たる基礎があるからこそ柔軟であり、展望もあるのだろう。今後益々の発展を願う。
 初演の日の数日前から「三つの影像」の作品について書き始めているその続きを次の機会に書こうと思う。

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