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2007年6月16日 (土)

三冊の本

 おすすめ本3冊の紹介です。


 一冊目。

 母親が子供と一緒に読めるような易しい憲法の本はないかと思っていたら出ました! しかも私の大好きないわさきちひろさんの絵入りです。

井上ひさしの「子どもにつたえる日本国憲法」 講談社

 井上ひさしさんの文章は素晴らしい。例えば「第九条」はこんな具合。

もう二度と戦はしない(第九条)

私たちは、人間らしい生き方を尊ぶという
まことの世界をまごころから願っている

人間らしく生きるための決まりを大切にする
おだやかな世界を
まっすぐに願っている

だから私たちは
どんなもめごとが起こっても
これまでのように、軍隊や武器の力で
かたづけてしまうやり方は選ばない

殺したり殺されたりするのは
人間らしい生き方だとは考えられないからだ
どんな国も自分を守るために
軍隊を持つことができる

けれども私たちは
人間としての勇気をふるいおこして
この国がつづくかぎり
その立場を捨てることにした

どんなもめごとも
筋道をたどってよく考えて
ことばの力をつくせば
かならずしずまると信じるからである

よく考えぬかれたことばこそ
私たちのほんとうの力なのだ

そのために、私たちは戦をする力を
持たないことにする

また、国は戦うことができるという立場も
みとめないことにした

全ての漢字にはルビがふってあります。絵が本当に素晴らしい!

 先月友人に子供が生まれたので、早速お祝いにプレゼントしました。
 永遠の平和の誓いとも言えるこんな憲法を持った日本は素晴らしい。その誓いの深さ海の如し!

 

 もう一冊は以前にもおすすめしたことがありますが、私が個人的にアイヌの民謡のことなどを教えて頂いたことのある鷲谷サトさんに関する本です。

母と子でみる沖縄戦とアイヌ兵士  本進 著 草の根出版会

 この本は昨年Bouquet des Tonsの委嘱作品 「ラヴェルの墓」 の発想の基となった本であると言えます。鷲谷サトさんのことと共に沖縄戦について母子で学べる貴重な本です。

 

 三冊目は、実はまだ読み終わってはいないのですが、やはり沖縄関連で、この戦後民主主義とはなんだったのかを知る(ことになるであろう)重要な本です。

沖縄密約 西山太吉 著 岩波新書

 いずれも平和を願う者の必読の書と言えると思います。 

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