好評発売中!

好評発売中!


♫お馴染の室内アンサンブル Bouquet des Tons(ブーケ・デ・トン) のファーストアルバムのご案内です。

「ブーケサウンド」とも呼ぶべき柔らかく優しい独特な世界を是非、お聴きください!(2011年4月28日発売)
Cd2



Cd3



Cd4
私の処でも扱っています。→音楽工房Amakane



♫脳科学の立場からリハビリテーションの多彩な展開と可能性を探る「協同医書出版」からの本、森岡周の「脳」レクチャーシリーズ『脳を学ぶ(3)音楽CD付』〜アンサンブル・グループ「ブーケ・デ・トン」との対話〜。ブーケの皆さんが執筆もなさっています。→協同医書出版のページ
Nou1


詳細・お問合せは→Bouquet des Tons の ページへ。






♬フルート愛好家の内谷貴志さんが立上げられたフルート作品専門の楽譜出版 Fluty Creation より出版された拙作の楽譜のご案内です。


□高橋喜治作曲 THE FLUTY TIME TRAVEL(柔らかく澄んだ時の旅)
  主に作曲者が修行時代に作曲した作品を基にリメイクしたフルート四重奏のための6曲からなる組曲です。
   当時心酔していた作曲家ラヴェルへのオマージュを中心に作曲のメソードに纏るノスタルジックな小品で構成。

  通信販売→ムラマツフルート  山野楽器  Fluty Creation


□高橋喜治作曲 NOSTALGIA〜故郷(ふるさと)の島〜
  肌の温もりを想わせる柔らかなアルトフルート 水をイメージさせるギター その二つの楽器の音色から呼起された淡路島への旅の想い出が3楽章からなる作品になりました。アルトフルートとピアノの編成版も付いた豪華なセットです。

  通信販売→ムラマツフルート  現代ギター社  山野楽器  Fluty Creation



◎高橋喜治の作品が収録されているCD
□高橋喜治作品の楽譜

| | トラックバック (0)

2012年1月19日 (木)

「海の夢」、または、新しい世界の新しい芸術への航海

寒中お見舞い申し上げます。
喪中につき例年の新年のご挨拶は控えさせて頂きました。

昨年は実に多くの方々が恐ろしく悲しい出来事に見舞われました。
私も散々な目に遇いましたが、そこから新しい発見や認識もありました。

私自身はとっくに(少なくとも2010年2月24日に初演された“ポール・クローデルの『百扇帖』による二重奏詩”の作曲と同時に、意識の上では)旧世界と決別したのでしたが、古い皮を脱ぎ捨てたら、その皮が追いかけてきて、また、皮が包囲してきた、というような悪夢を見ているような2年でした。

まだその残夢は暫く続くようですが、与えられた運命とは裏腹に、今年は新しい世界にむけての芸術的飛躍を遂げたいと思います。

作曲の今のところの予定としては、7月20日(金)、すみだトリフォニー小ホールで開かれる Bouquet des Tons Vol.25 のための、20周年記念のお祝いの新作、その名も〈Bouquet des Tons〉の初演(連作の抜粋)と、初演日程は未定ですが(今年暮れ)、ギタリスト柳町正隆さんのリサイタルのための、尺八とギターのための小品の作曲。長年自主的に進められているピアノのための〈月巡りの歌〉の新作。幾つかのオーケストラ旧作品の改訂。それに、「オペラ」があります。(合唱作品〈YUKAR〉もBouquet des Tonsのための〈ラヴェルの墓〉も勿論忘れてはいませんが、多分今年その機会はないでしょう。)

昨年より訃報が相次ぎました。
驚いたのは、昨年12月の奈良英子さんのピアノと笛のコンサートの打上の席で、西川浩平さんから伺った、三木稔先生の訃報と、帰り道に奈良さんから伺った、林光先生の重態の知らせでしたが、林先生は今年5日にお亡くなりになられました。偉大な作曲家の死です。
林先生の〈原爆小景〉について僭越ながら私はこのブログ上で「20世紀が生んだ最重要作品だ」と言ったことがありましたが、林先生は、これから更に、燦然と輝く巨星で在り続けることでしょう。

年が明けて、奈良さんが、昨年11月13日の東京いずみ幼稚園ホールでの〈月巡りの歌〉より“1月(...海の夢)”の初演と、西川さんとの〈星の音楽〉全曲とアンコールでの“月の記憶”のDVDを送ってくださったのですが、“1月(...海の夢)”は、先ほどの「悪夢」とは正反対の意味で、幸先の良い「初夢」となりました。...(最大限に)感謝します!

まだまだ(或いは一層)多難な時代ですが、お陰様で、どうにか新しい航海は始まりました。
今年もどうぞよろしくお願いします。

| | トラックバック (0)

2011年12月31日 (土)

欠けた星形の護符

「政府の行いによる惨禍」は続く のつづき、且つ 今年の纏めです。

以下、引用。

メフィストフェレス 寝入ったな。出かしたぞ、身軽できしゃな小僧ど
 も、精を出して子守唄を歌ってくれた甲斐があった。
 今度のことは恩に着るぜ。
 先生、あんたにはまだ悪魔を縛っておくだけの腕はないのさ。
 こいつの心を色っぽい幻の姿でたぶらかせ。
 虚像の海の中へ沈めてしまえ。
 さてこの敷居の上に描かれたまじないを破るには、
 鼠の歯が要る。
 奴らを呼び出すのに手間はかからない。
 もうそこで一匹がさこそやっている、早速そいつに申しつけよう。

 
 鼠、小鼠、蠅、蛙、
 南京虫にしらみの王の命令だ、
 ここへ出てこい、
 そして、この敷居をかじれ。
 こうしてちょいと灯油を塗ってやると ――
 そうら、出てきたな。
 すぐに仕事にかかれ、己に邪魔なのは、
 そのまじないの印の一番手前のとがったところだ。
 もう一息だ、よし、よし、それでいい ――
 さて、先生、どうぞごゆるりと。またお目にかかりましょう。       
ファウスト(目をさまして) またしてもやられたか。
 霊どもの群がり集まった芝居の幕は、
 夢に悪魔を見せられて尨犬に逃げられた
 というだけのことだったか。

メフィストフェレス わたしは、最初すべてであったものの一部、
 つまり、あの光を生んだ闇の一部なのです。
 心のおごった子供の光は、母親である闇と、
 古い王位を争っているのですが、
 まず光に勝算はありませんな、どう焦ろうと、
 なにせ光は物体にへばりついているのですからね。
 光というやつは物体から流れ出て、それを美しく見せますが、
 光の行く手は物体に阻まれるのです。
 だからして、光などというものは、
 遠からずして物体と一緒に滅んでしまうだろうと思われるのです。
ファウスト なるほど、君の立派な任務はわかった。
 君は大がかりにものを破滅させることができないので、
 小刻みにやり始めたというわけだな。
メフィストフェレス むろん小刻みにやったところが、大した仕事はできないのですよ。
 無に対抗しているもの、
 この鈍重な世界というやつですね。
 これまでわたしもいろいろやっては見たのですが、
 こいつにはほとほと手を焼きましたな。
 津波、嵐、地震、火事 ――
 いろいろな手で攻めてはみるのですが、あとには依然として海と陸が残るのです。
 それにあのいまいましい、けだものだの人間だのときた日には、
 全く手のつけようがないのですな。
 これまでどのくらい葬ったことか。
 それでもあとからあとから新しい生命が芽吹くのですからなあ。
 そんな有様なものですから、こっちはもう気が狂いそうなので。
 空気からも水からも、地面からも、
 乾いたところにも湿ったところにも、暖かいところにも寒いところにも、
 無数の芽が出るものですから。
 これでもし炎という武器を自分のものにしておかなかったとしたら、
 わたしは素手でいなければならなかなったところなのです。
ファウスト そうだ、君はそうやって、
 永遠に活動して生命を創り出す力に向って
 冷たい悪魔の拳を振挙げているがいい。
 悪魔の拳は、陰険に固められても、何一つしでかすことはできないのだ。
 混沌の奇怪な息子よ、
 何かほかのことをやってみてはどうなのだ。
メフィストフェレス いや全く仰せの通りですな。
 ではまた次の機会にもっといろいろ承りましょう。
 さて、お暇させていただいてよろしいでしょうか。
ファウスト なぜそう改まるのだ。
 これで己も君と近づきになったのだから、
 きたい時にいつでも訪ねてくるがいい。
 窓はそこにある。扉もあすこにある。
 煙突も君には自由自在な出入口だろう。
メフィストフェレス 実はですね、ちょいとした差障りがありましてね。
 この部屋から出て行きにくいのです。
 あれですよ、そこの閾の上に描いてある星形の魔除け、あれが困るのです ――
ファウスト あの魔除けの星形が邪魔だというのか。
 あれが邪魔で部屋を出ていかれないのなら、
 一体君はどうしてここへ入ってこられたのだ。
 どうやってあの護符の目をくらましたのだ。
メフィストフェレス よくごらんになってください。線の合っていないところがあるでしょう。
 外の方へ向いている角のひとつが、
 ほら、ちょっと開いているではありませんか。
ファウスト ほほう、これは偶然の儲けものだ。
 君は己のとりこになってしまったというわけだ。
 これは大きなまぐれ当りだ。
メフィストフェレス 尨犬に化けてここへ飛び込んできた時には気がつきませんでしたが、
 わたしが正体を現した今となっては、ちょっと勝手がちがってくるのです。
 悪魔はこの家の外へは出られないのです。
ファウスト 窓からでも出て行けばいいではないか。
メフィストフェレス 忍び込んだところから出て行くというのが、 
 悪魔や化物のきつい掟でしてね。
 入る時はどこから入ろうと勝手なのですが、その入ったところから出て行かなければならないので。
ファウスト ほう、地獄にも掟があるのか。
 それは好都合だ、そんなら君ら地獄の眷族とも
 契約が結べるというわけだな、しかも確実な契約が。
メフィストフェレス お約束したことは、お約束通りにきちんとしますよ。
 ちびったり、渋ったりすることはありません。
 けれども契約なんてものは、そう簡単にはできません。
 ま、次の機会に御相談申上げることにしましょう。
 今回は、どうぞお願いですから、
 これで御放免いただきたいので。
ファウスト それにしても、まあもう少しここにいて、
 何か面白い話でもきかせてくれたらどうだ。
メフィストフェレス だめ、だめ、だめです、また参りますよ。
 その折りにはなんなりとお気の済むようにお尋ね下さい。
    〜ゲーテ『ファウスト』(高橋義孝訳 新潮文庫)より
引用、以上。

(来年につづく)

| | トラックバック (0)

2011年12月27日 (火)

ピアノと笛と...

いろいろなメンテナンスのために少し更新が途絶えましたが、先日11日の奈良英子さんのピアノと笛のコンサート、当日のアンコール曲を、こぼれおちる月に追記しました。

この日もまた、奈良英子さんのことを、つくづく素晴らしいピアニストであると痛感しました。
奈良さんのラヴェルの“洋上の小舟”の演奏はとても好きなのですが、そこに、ラヴェル⇒ペルルミュテール⇒奈良さん という繋がりを思うと、また一層ドキドキするものを感じます。

一方、西川浩平さんは、前回のように、日本の伝統の笛についてのお話と演奏をなさいましたが(既載 竜笛の余韻 参照されたし)、今回は、篠笛による祭囃子の笛の調べに江戸子守唄を織り交ぜた即興演奏、それに、能管による能楽的即興演奏が主でした。それは良い意味で非常に刺激的でした。

また、終演後、共演のフルーティスト姫田大さんをご紹介頂いたのでしたが、お三人に関連して書きたいことが小山ほどありますので、また記事を改めて書きます。今日はひとまず「こぼれおちる月」追記のお知らせまで...。

(つづく)

| | トラックバック (0)

2011年12月11日 (日)

♪ピアノと笛のコンサート@高木学園(伊勢原) 今日!

既にお知らせしていました(既掲載)ピアニストの奈良英子さん主催の『ピアノと笛のコンサート』いよいよ今日開催です。

◆日時 2011年12月11日(日)
    2回公演 [1回目:16時半開演] [2回目:19時開演]
          開場はいずれも30分前

◆会場 高木学園2Fホール
      小田急線伊勢原駅下車徒歩3分
      改札出て右。広場の右手のコンビニと魚屋の間の道を入り右側。
      高木学園 Tel 0463-93-0368

◆入場料 1000円(未就学のお子様の入場はご遠慮ください)

プログラムなど詳細はこぼれおちる月をご参照ください。

| | トラックバック (0)

2011年12月10日 (土)

♪パリ管弦楽団 その1

まさか行けることになるとは思ってなかったのでしたが、突然決行しました。去る11月27日サントリーホールでのパリ管弦楽団東京公演。

20111127prog 指揮は昨年より同管弦楽団の音楽監督に就任された
パーヴォ・ヤルヴィ氏。ソリストはピアノの
ダヴィッド・フレイ氏。
プログラムは前半に
メシアンの〈忘れられた捧げ物〉と
ラヴェルの〈ピアノ協奏曲〉ト長調。後半に
ストラヴィンスキーの〈ペトルーシュカ〉(1947年版)。
元々時間的に余裕を持たせたプログラミングだなぁと思っていたら、アンコールが前半と後半に3曲づつもありました。
前半はラヴェルの協奏曲の後にフレイのソロで、
シューマンの〈子どもの情景〉から第12番“眠っている子ども”と第13番“詩人の話”、それに
バッハの〈パルティータ〉第6番ホ短調から“アルマンド”。
後半は
ビゼーの小組曲〈子どもの遊び〉から“ギャロップ”と
シベリウスの“悲しきワルツ”、そして最後は再び
ビゼーの〈アルルの女〉第2組曲から“ファランドール”でした。

実のところ、放射能の影響で3割はエキストラだ と友人から聞いていたのでしたが、それでも今回のプログラムは魅力的であったし、何故だか強烈に引寄せられる「何か」を感じて聴かざるを得なくなったのでした。憧れのパリ管でしたが、コンサートホールで生で聴くのは初めてでした。

メシアンの〈忘れられた捧げ物〉は、昔々、1978年に、マゼール指揮のフランス国立管弦楽団の演奏で聴いていましたし、その後フランス国立は2004年にマズアの指揮で聴いているのですが、パリ管の響きはフランス国立とは全然違う独自な響きを持っていることをCDなどで感じていました。今回それを生で実感できました。

(つづく)

| | トラックバック (0)

♪藝大定期第344回(藝大フィルハーモニア定期)

もう2ヶ月以上前の演奏会ですが、去る10月7日(金)、東京藝大奏楽堂で催された藝大定期第344回『新卒業生紹介演奏会』の随想を書きます。4月の予定が震災の影響で10月に変更されたということでしたが、プログラムが少し魅力の上、友人から招待券があるからというお誘いもあり、でかけました。

20111007prog 本演奏会で紹介された新卒業生は計6名。作曲の堀優香さん、トロンボーンの田中裕香さん、ピアノの梅村知世さん、指揮の仲澤のどかさん、ソプラノの關さや香さん、ヴァイオリンの景山昌太郎さん。
管弦楽は高関健氏指揮の藝大フィルハーモニア(東京藝術大学管弦楽研究部)。

まず初めは作曲の堀優香さんのオーケストラ作品〈バイモーダル ペダル〉が演奏されました。タイトルは作品のエクリチュール(書法)に由来するようです。作曲者のプログラムノートに「ピントを合わせるところやアングルによって写真の雰囲気が変わるように、いろんな素材に耳を傾けながら、そしてその移り変わりを楽しんで聴いていただけたなら、これほど嬉しいことはありません」とあるように、音楽上の異なる要素(バイモーダル=二つの方式)が対比しながらそれぞれの存在感を強めて行き、持続する(ペダル=持続させるもの)、そのプロセスを味わって欲しいということらしい...。今となっては音楽は記憶のはるか彼方ですが、なんとはなく理解しつつも何かしら物足りなさを覚えたという記憶がうっすらあります。まあ、再び聴いてみなければ、今は何とも言い難いというのが正直なところです...。

20111007program 次のクレストン作曲〈トロンボーンとオーケストラのためのファンタジー〉作品42は、初めて聴いた曲で、なかなか面白い作品でした。「トロンボーンにこんな可能性があるなんて!」と友人は驚いていましたが、それを言うなら武満徹さんの〈ジェモー〉を聴いてほしいと思いました。
ポール・クレストン(1906-1985)はアメリカの作曲家・オルガニスト。イタリア系移民の子で、家庭が貧しかったこともあって、音楽は正規の教育が受けられず独学であったそうです。しかし、1950年頃にはアメリカで最も演奏機会の多い作曲家となり、ショスタコーヴィッチにも認められ、世界的な評価を得るようになったということです。知らなかった...。
この初めて聴く作品を充分楽しませてくれた田中裕香さんのトロンボーンは、素晴らしかったです。

3曲目はラヴェルの〈ピアノ協奏曲〉ト長調。
梅村知世さんのピアノはまあ良かったのですが、オーケストラはラヴェル本来の色彩ではなかったように思いました。これは私が座った座席の位置の所為でもあったのかもしれませんが...。第2楽章後半の再現部(コーラングレのソロのところ)では、弦の和音が少し重く、時折ピアノとコーラングレにかぶるような感じでした。ここの第2ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロが作り出す和音は全体に低音域であるので、重くならないように、そして静けさの中に広がる地平のように奏される必要があります。因にピアノは星の海のようです。
また、第1楽章では高音域でのホルンのソロが危うい感じで惜しかったですね。コンディションが今一だったのでしょうか...(最後のブラームスでもこのことは感じました)。

4曲目はバルトークの〈舞踊組曲〉。
この曲はブーレーズ指揮シカゴ交響楽団によるCDが愛聴盤で、スコアを見ながら良く聴いていた曲でした。5つの舞曲とフィナーレの合間合間に少しづつ彩を変えながら挿入される“リトルネッロ”がこの作品の魅力を増しています。レコードやCDでは良く聴いていたものの、演奏会で生で聴くのはこれが初めてでした。非常にキレの良い、作品の魅力が良く引出されていた演奏であったと記憶しています。
指揮の仲澤のどかさんのことを「男装の麗人」と友人...。確かに魅力的でした。そう言えば、今回紹介された卒業生6人中5人が女性。男性は一人、ということもそうですし、私がこれまで委嘱によって作曲させて頂いたその依頼主の方々のほとんどがまた女性でした。この国の文化はまさに女性がリードして成立っているのですね!(最近あらためて実感。)

次は全くカラーが変わって、トマとバーンスタインのオペラアリア。トマのその冒頭の弦の響きの新鮮さよ! 前がバルトークだけあってその変わりようは、会場の空気が全部入れ替わってしまってのではないかと思われた程でした。
しかし、その新鮮な響きとは裏腹に、トマのオペラ〈ハムレット〉より“私の花を分けてさしあげましょう!”は、オフィーリアが、自分の父が恋人ハムレットの父殺しに関与していたことを知られてしまったハムレットに結婚を断られた上「お前など尼寺へ行け!」と言い放たれてしまい、そのショックから狂乱に陥る場面のアリアなのです。
一方バーンスタインのオペラ〈キャンディード〉より“着飾ってきらびやかに”は、オフィーリアの痛々しさとは真逆の狂喜に充ちたアリア。ヴォルテールの『カンディード』が原作ですが、徹底的な楽天主義の世界観。
どちらも狂気と言えば狂気なのですが、ソプラノの關さや香さんは全然違うテンションの役柄をうまく演じ分けていたと記憶しています。

最後はブラームスの〈ヴァイオリン協奏曲〉ニ長調 作品77。
ヴァイオリンの景山昌太郎さんは素晴らしかったと記憶しているのですが、どうもオーケストラの管楽器に不満があったという記憶もあります。今となっては彼方の記憶ですが、元々、それほど良く知っている曲ではなかったこともあり、何とも言えません。

危機感のなかなか去らない震災後の空気の中で、息づく音楽を体感できた一時でした。
皆さんの今後のご活躍をお祈りします。

| | トラックバック (0)

2011年12月 9日 (金)

♪柳町正隆ギターリサイタル

去る3日、船橋市民文化創造館「きららホール」で催された『柳町正隆ギターリサイタル』に招待を受けでかけました。

20111203_3

会場に入ると何やら聴き覚えのある音楽が流れていると思ったら、Bouquet des Tonsのファーストアルバム〈Anthologie〉発売中が開演前のBGMでかけられていました。
ゲスト出演されたお馴染の室内アンサンブルBouquet des Tonsのフルート奏者齊藤佐智江さんに紹介されたのですが、ギタリスト柳町正隆さんは『エチュード・ギター研究所』主宰で多くのお弟子さんを持ち、ご自身の演奏活動も頻繁に続けられていらっしゃいますが、その長年の多様な音楽体験を活かされた緻密な編曲には脱帽!

20111203prog_5 20111203program_6    

また、もう一方のゲストの尺八の金野鈴道(こんの れいどう)さんとの共演も素晴らしく、お二人は『弦竹』(いとたけ)という名のユニットで共演を続けられてるとのこと。五孔尺八の奥深いソウルフルな調べとギターとの高次元融合世界に魂が浄化されました。

終演後、私は、柳町さんからの来年のコンサートのこのお二人ための小品の作曲の依頼をお受けしました。アルトフルートとギターのための〈NOSTALGIA〉〜故郷の島〜発売中も取上げてくださるということで、光栄の至りです。来年、乞うご期待!

エチュード・ギター研究所

『弦竹』については→こちら

| | トラックバック (0)

2011年12月 6日 (火)

「政府の行いによる惨禍」は続く

南部合唱団との熱き一夜 - つづき - のつづきです。

「政府の行いによる惨禍」続く中、皆さんご無事で過ごされてますか。
(政府に関することについて書くのはこれが最後のつもりです。)
首相はハワイにのこのこ出かけてしまいました。泥鰌どころか坊ちゃんになりにわざわざ...。
最早、うしろを振り返ってもオイリディーチェはいないは、国民も食い殺されるは の運命でしょう。(このままでは健保制度は破壊され食物主権も奪われ企業も次々倒産... 弱いものからバタバタと倒れてゆき死体が路上にころがる...)

おすすめサイト→【動画:#TPP導入で、米国流強奪司法がなだれ込む】日本政府、企業、個人が、米国巨大企業に訴えられ、米国で裁かれる。11/5 山崎淑子 @真相JAPAN・第四回勉強会「TPPによる日本再占領と崩壊する世界秩序に立ち向かう知恵」より+安部芳裕氏「TPP 22の真実」 by 山崎淑子の「生き抜く」ジャーナル

「日本のうたごえ祭典inちば」を経て私が一番に感じた思いとは「切なさ」でした。
それは、フォークグループ「ヒューマンファーマーズ」の皆さんによる“よみがえれ浜通り”の「夢を追いかけていたあの日に帰れない それでもここで生きてゆく」という、とても胸に響いた歌の一節に象徴されると思います。

おすすめブログ→ドイツ放射線防護協会によるフクシマ事故に関する報道発表 by フクシマハートネットワーク

もうひとつの思いは「悲しみ」です。
「どんぐり」のお二人による作詞作曲“基地のない沖縄”では沖縄への思いが民謡調の美しいメロディに乗って率直に歌われていました。歌詞の一部を紹介→「デイゴの花散る時 蘇る記憶/戦に喰われ赤く染まった 大地と海原/民衆を欺き交わされた 島を売る密約/命どぅ宝 私の島 基地のない沖縄」

おすすめサイト→田中沖縄防衛局長「犯す」発言をきっかけに、考えてほしい、読んでほしい。  by Peace Philosophy Centre

祭典中3.11大災害以降に生まれたホットな歌の数々が響き渡りました。その中には被災地からの生々しい発信も多くありました。憲法九条への新鮮なアプローチもありました。一方全く関係なく他愛のない日常を歌ったものもありましたが、それら全ては尊い行為であると思います。

私はと言えば、震災後完成させることの出来た作品は、演奏時間僅か3分程のフルートソロのための与謝野晶子の歌による“夏の風”(中島雅子=島根オイリュトミー 委嘱)のみです(後註参照)。勿論音楽のことが頭から離れることはありませんでしたが、地震や放射能についての情報収集に必死でした。(後註:Bouquet des Tonsのために書いた、寮美千子さんの『奈良少年刑務所詩集』からの“くも”もありました。)

貴重な情報源(厳選)を以下に纏めておきます。
(一般的なニュースサイトは省きます。)

山崎淑子の「生き抜く」ジャーナル
植草一秀の『知られざる真実』
小出裕章 非公式まとめ
武田邦彦
反戦な家づくり
天木直人のブログ
Peace Philosophy Center
SAVE CHILD 放射能汚染から子どもを守ろう
(今後追加される可能性もあります)

前にも書きましたが、このブログで政府について書くことはもうないでしょう。「風の耳」本来の目的に帰ります。

最後に心に響くことばを引用して終わります。

芸術とは運命への反逆である。 福永武彦

さらにつづく

| | トラックバック (0)

2011年11月23日 (水)

♪ピアノと笛のコンサート @伊勢原 高木学園

先日13日のコンサートに続き、来月12月11日(日)伊勢原市の高木学園2Fホールにて、ピアニストの奈良英子さん(主催)とフルーティストの西川浩平さん、それに今回は、もう一方(ひとかた)のフルーティスト 姫田大さんもご参加されての『ピアノと笛のコンサート』が催されます。
私の、ピアノ作品〈月巡りの歌〉より“1月(...海の夢)”が再び取上げられます。
20111211concert_2
素晴らしい演奏家の方々です。是非、お聴きにお出かけください。

| | トラックバック (0)

感動と教示の日々

昨夜(11月21日)は、芸大第2ホールで行われた、来日中のパリ管弦楽団のクラリネット奏者パスカル・モラゲス氏の公開レッスンに出かけました。曲はブラームスとモーツァルトのクラリネット五重奏曲で、受講者はそれぞれ別々の学生メンバーでした。

特に印象に残ったことは、どちらの作品も民俗音楽或いは舞曲の影響が強いのですが、その演奏の仕方についてのレッスンでした。
ブラームスにおいては、ジプシーのツィンバロンの演奏のような即興性をクラリネットの特徴的なある楽句に反映させること。一方モーツァルトでは、メヌエットの楽章の第1ヴァイオリン奏者による開始の合図の仕方(弓での拍のカウントを他の奏者にわかりやすくやや大きな振りで...)から始まり、演奏を聴きながら踊れるほどに、舞曲本来のフィーリングを活かすこと。モラゲス氏は実演を交えながら、明快にそれを伝えていましたが、生徒が譜面にメモしようとすると、「書かないで! 先生に見られたら怒られるかもしれないから」と、断りながらの熱いレッスン...。
また、モーツァルトの冒頭2小節のフレーズ。2小節目の頭に重きを持たせること。ここの和音はV7(5度七)であって、決して倚音(または倚和音)ではないのですが、そのような感じで把(とら)える、ということなど、・・・深い!

通訳はお馴染のBouquet des Tonsのフルーティスト 齊藤佐智江さんでした。実に解りやすく素晴らしい通訳でした。


その前日(11月20日)は京葉銀行文化プラザで『日本のうたごえ祭典inちば』の三日目。全国合唱発表会職場の部の審査をしました。
こちらも感動...。その水準の高さに驚きました。

| | トラックバック (0)

2011年11月18日 (金)

竜笛の余韻

芸術が生かすのつづきです。

フルーティストにして日本の伝統の横笛の第一人者でもある西川浩平さん。去る13日のコンサートでは、後半のプログラムで、日本の笛についてのお話を演奏も交えながらなさいました。その中で、ドビュッシーが体験したであろうパリ万博での日本の雅楽の竜笛は「多分このようなものではなかったであろうか」と実演くださいました。その後で、今度は西洋のフルートで、ドビュッシーの名曲“シランクス”の途中までを吹かれて、その相似性を示してくださり、いかに日本の音楽が彼に影響を与えたかということを示唆されました。
それはそれで興味深かったのでしたが、それ以上に私は、生で間近で聴くその竜笛の不思議な音色に魅せられ、コンサートの帰り道にも、その余韻に浸っていたのでした。

竜笛の音は、天と地の間を行き来する竜(龍)の声なのだそうです。

歌舞伎十八番『鳴神』の中で、朝廷より遣わされた雲の絶間姫によって滝壺の注連縄が断切られ、鳴神上人によって滝壺に封じ込められていた竜神たちが一気に解き放たれ、日照りに喘ぐ地上に忽ち雨が降りそそぐといった場面がありました。

・・・そうです。竜は雨を齎す恵みの神なのでした。そして天と地を繋ぐもの...。

(つづく)

| | トラックバック (0)

2011年11月17日 (木)

空からの恩寵のように降りそそぐ雨は・・・

ジャン・アランのことは、ほとんど何も知りませんでした。
でも、早島万紀子さんからのご案内を見たとたんに、直感的に何かを感じ、その「何か」に導かれるように、一昨日、友人を誘って演奏会にでかけました。(前記事参照)

20111115program_02_3 20111115program_01_4

演奏会は、タイトルロールの“空中庭園”から始まりました。私はプログラムの曲を追う毎にその世界に引込まれていきましたが、最後の“終課のための後奏曲”に至ってのことです。その時、内から溢れるものを抑えることができませんでした。これは単に、若くして戦場に死したということへの同情からなのではなく、それ以上の、もっと根源的な「何か」が私の心の琴線に触れたのです。(※)

私は、姉妹ブログ「こぼれおちる月」の一番はじめに書いた記事を、今、想い起こしました。

人間の胸の内に秘められたあらゆる苦悩を静かに見つめ、理解し、赦し、そして限りない静寂の中に少しずつ広がる波紋は、やがて堰を切って流れ出す涙のように溢れ、高まり、そして沈黙へと還って行った、静かにゆっくりと。(空からの恩寵のように降りそそぐ雨は・・・:こぼれおちる月より)

“終課のための後奏曲”。私はこれまでに、オルガンがこのように限りなく優しい響きを奏でるものなのだ、ということを知りませんでした。

家に帰って早島先生が執筆されたプログラムノートを読みながら想い出してまた涙・・・
私は今、また思い出す...

音楽は水に映る月。「掬っても掬っても(指の間から)こぼれおちる月」。でも、そこに愛がある時、そのとらえ難い月にそっと寄り添うように言葉を巡らせる時、言葉は不可視の領域の視えない優しい指になる。(同上より)

早島先生のオルガンリサイタル『ジャン・アランの空中庭園』は、作品・演奏・プログラム、それら全てを含めた演奏会そのものが、素晴らしい芸術作品でした。

そして、震災以来忘れかけていた大切なことを、私は実に素晴らしい人たちによって生かされている という思いとともに、私に甦らせたのです。そう、音楽を。
勿論、戦争や放射能汚染の現実を忘れることでも、私がジャン・アランやバッハになる ということでもありません。私は私の音楽になる...。

いつか私は
私自身の涙になって
銀色の 空の涙に
溶け込んでゆく

 

“銀色の雨”(飯島星/作詩)より

_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_

※ アンコールは、同じジャン・アランの“鳴りっぱなしの2音による子守唄”Berceuse sur deux notes qui cornent でした。

| | トラックバック (0)

2011年11月15日 (火)

早島万紀子オルガンリサイタル〜ジャン・アランの空中庭園〜 今日

非常に興味深い演奏会が今日あります。
1911年フランス生まれの作曲家ジャン・アラン生誕100年を記念としたコンサート。日本を代表するオルガニスト早島万紀子さんが専属オルガニストとして務められている新宿文化センター大ホールでのパイプオルガン設置20周年記念公演です。

震災以降、私たちが以前より多くを知ることとなった国家権力(正確には戦争に依存した世界的な旧体制勢力で、NWO,偽ユダヤなどと称されている。悲しいことに今の日本の国家権力はその傀儡である)の理不尽さについて思う時、民主主義の大先輩でもあり、ドビュッシーの時代から文化的に深い交流のあったフランスの一作曲家(夭折の作曲家)の魂の記録を知ることは意義のあることだと思いますし、また、知らないけれどもただなんとなく興味を感じるというだけの方にも、音楽を生で体感されることを是非、お勧めしたい...。

以下、チラシから引用。

音楽家からの手紙
 君が「空中庭園」を気に入ってくれて嬉しい。とは言え、僕は音楽の手法を褒めてほしい訳じゃない。そんなことはどうでも良いんだ。重要なのは、この曲が理屈抜きに、本能的に、君の心に響いたかってことさ。説明も称賛もいらない。君が、僕の音楽の中に君自身を見出してくれること。それこそが僕の望みなんだ。


魂の閃光は時空を超えて
 鋭い感性と類まれなる才能に恵まれながら、アカデミズムを嫌悪し、10年間在籍したパリ音楽院の作曲のクラスではその独創性と先見性を遂に評価されることなく、29才という若さで戦場に散っていったアラン。その魂の閃光は時空を超えて、21世紀の私たち自身を揺り動かすのだ。危機に瀕した地球への根源的祈りとなって。

引用、以上。

開演は19時、開場18時半。
一般:3000円、都民割引1000円。
演奏会の詳細はこちらをご参照ください。
新宿文化センターアクセスマップ

追記:次の記事に随想あり→空からの恩寵のように降りそそぐ雨は・・・

| | トラックバック (0)

芸術が生かす

一昨日の「ピアノと笛のコンサート」の当日プログラムをこぼれおちる月に追記しました。以下に転載します。(後註:前記事ピアノと笛のコンサート 明日をご参照ください)

noteプログラム

 第1部

ドビュッシー:〈版画〉より “塔” “グラナダの夕暮”
ラヴェル:〈鏡〉より “洋上の小舟” “道化師の朝の歌”
高橋喜治:〈月巡りの歌〉より “1月(...海の夢)” 【初演】
 以上、ピアノ/奈良英子

高橋喜治:〈星の音楽〉全曲
        I  スピカ 〜春の誘い星〜
        II  ヴェガとアルタイル 〜織女と牽牛〜
        III アルリシャ 〜美と愛の結び目星〜
        IV アルデバラン 〜幸せの星〜
 フルート/西川浩平  ピアノ/奈良英子

             ☆休憩☆

 第2部

日本の笛 お話と演奏/西川浩平
吉松隆:〈プレイアデス舞曲集〉より “鳥のいる間奏曲” 
シャミナード:コンチェルティーノ
 以上、フルート,竜笛,篠笛,能管,うぐいす笛/西川浩平
     ピアノとパフォーマンス/奈良英子

 アンコール

高橋喜治:月の記憶
作曲者不祥:アメイジング・グレイス
奈良英子編曲:
 以上、フルートとピッコロ/西川浩平
     ピアノ/奈良英子

転載、以上。

素晴らしいコンサートでした。
これほどに魂で共感し得る音楽家を知っているということに誇りを感じると同時に、もっと沢山の方々にも知って欲しい、でも私だけが知っていたいという邪悪な気持も起きかねない(冗談)...、というくらいに素晴らしいコンサートでした。
20111113_2 私の作品が取上げられたということに止まらず、少年時代より心酔していたドビュッシーとラヴェルは私が作曲家を志す原点であり、心の故郷とも言える世界。また、日本を故郷とする私が今後生み出す作品にとっても、深い意味で励みになるコンサートでした。
震災から約8ヶ月を経て、漸く自分を取戻せて来たようです。感謝します。ご恩は作品でお返しできるよう精進いたします。

写真は左から奈良英子さん 私 西川浩平さん

竜笛の余韻につづく

| | トラックバック (0)

2011年11月12日 (土)

♪ピアノと笛のコンサート 明日

明日開催の演奏会のお報せです。
20111113concert_3
長年その作曲に取組んでいるピアノのための
〈月巡りの歌〉の新作“1月(...海の夢)”の初演と、フルートとピアノのための〈星の音楽〉全曲の再演があります。

“1月(...海の夢)”はそのタイトル通り、作者の「夢」(夜眠って見る夢)を題材にした作品。

〈星の音楽〉は四季の代表的な星を題材とした以下の4曲から成ります。
I   スピカ 〜春の誘い星〜
II  ヴェガとアルタイル 〜織女と牽牛〜
III アルリシャ 〜美と愛の結び目星〜
IV アルデバラン 〜幸せの星〜

いずれも夢幻的な作品です。

お馴染のピアニスト 奈良英子さんと、フルートと日本の横笛の第一人者 西川浩平さんの 素晴らしいお二人(ご夫妻)のヴィルトオーソによるコンサートです。

西川浩平さんのホームページ 〜東西東西〜 西川浩平氏

西川浩平さんについてのおすすめサイト

.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.

◆プログラム

ピアノと笛のコンサート

 第1部

ドビュッシー:〈版画〉より “塔” “グラナダの夕暮”
ラヴェル:〈鏡〉より “洋上の小舟” “道化師の朝の歌”
高橋喜治:〈月巡りの歌〉より “1月(...海の夢)” 【初演】
    以上、奈良英子/ピアノ

高橋喜治:〈星の音楽〉全曲
         西川浩平/フルート  奈良英子/ピアノ

 第2部

日本の笛 西川浩平/お話と演奏
吉松隆:〈鳥のいる間奏曲〉
シャミナード:コンチェルティーノ
     以上、西川浩平/フルートと日本の横笛その他
          奈良英子/ピアノ

 ●日時 2011年11月13日(日)
       2回公演 1回目:14時開演
             2回目:17時開演
             (開場はどちらも30分前)

 ●会場 東京いずみ幼稚園3Fホール
       Tel. 03-3605-3341 アクセスマップ

      (JR亀有駅からタクシーで千円ほどです)

 

 ●入場無料(未就学のお子様の入場はご遠慮ください)全自由席

それでは明日、会場でお会いできますことを願っています。…とは言え、放射能には呉々もお気をつけてください。  

............................................................................................................................................................................

◎おすすめCD

 奈良英子 サティ:スポーツと気晴らし

 西川浩平 フルーティスト・フロム・ジ・イースト Vol.4

◎〈星の音楽〉収録のCD

 お月さまのかお (Amakaneレーベル)

後註:次の記事に随想あり→芸術が生かす

| | トラックバック (0)

2011年11月 8日 (火)

南部合唱団との熱き一夜 - つづき - (追記訂正あり)

既載南部合唱団との熱き一夜のつづきです。

20111102program 前回では最後に「地震兵器」と「TPP」にちょっと触れましたが、おそらく、現実はSFを、とっくに超えてしまっているのだと思います。今、私たちは、戦争に依存する、この地球上の全人類から見ればほんの一握りの人たちのために、いのちを脅かされているのです。日本の権力者たちの多くは憲法理念も忘れて、その一握りの人たちの勢力に取込まれてしまい、主権者である国民を裏切り、置去りにして、自分たちだけの利益を得ているのです。その憲法違反の齎す実害も甚だしく、多くの犠牲者を出しているのですから、これは、「国家犯罪」と断定し得る、とても罪深い悪業であると言わなければなりません。
ところが、日本の検察・警察はこうした権力の巨悪を取締るどころか、この権力者たちに不都合な正しい人間を抹殺していまうことに手を貸してしまうのだから、実に情けない限りですね!
それにマスコミも...。植草一秀先生の場合は、みんなで助けなくてはならないところを逆に、よってたかって、まるで集団リンチのように、「人物破壊」に加担しましたね。本来なら権力のチェック機関であるところのマスコミが、逆に権力が齎す巨悪の味方になってしまった...。まったく、「恥の意識がなければ人類は救われない」!!!

TPPの交渉のテーブルに首相がついてしまうかどうかのこの瀬戸際、おまけに小惑星YU55が月より近くこの地球に接近してくるというこの時に、先日の南部合唱団の皆さんの音楽会を想い起こせば、胸の中に優しく、そして熱く、灯
(あかり)が灯るのを感じずにはいられません。

「言わなければならないことがある」(作詞作曲:南部合唱団創作部)は、ピアノに三線を加えた伴奏による沖縄の美しい自然と文化を彷彿とさせる民謡調の歌に始まり、一変して、理不尽に立ちふさがる基地や、密約についてが歌われ、簡潔ながら、平和への祈りとともに権力の横暴に対する静かな糾弾となっている作品でした。打上の折、最終的に作品を取纏められた当合唱団創作部の小島啓介さん(テノールパートを受持っていらっしゃる)より、「本当はもっと長くしたかったのだが、オリジナルコンサートの時間的制約のため短くなった」という旨のお話を伺いましたが、言葉は切詰めると逆に暗示的に心に残るということはあるので、これはこれで残して、別にバラード(物語歌)風のロングヴァージョンも作られたらよいのでは...と思い、その旨を伝えました。心からエールを贈りたいと思います。

「原爆を許すまじ」は、皆さん、素晴らしかった!
ある「達成感」を、皆さんも感じたのではないかと思っています。
その達成感とは、それは、おそらく、何かを、とても大切な何かを、「繋げることが出来た」という達成感ではなかったでしょうか?

とは言え、思いは複雑です。
この「原爆を許すまじ」は、今また、新たなる悲劇の中で、輝き始めているのです。悲しいことに.....

「原爆を許すまじ」の歌詞

【 作曲者名 】中央合唱団 木下航二
【 作詞者名 】南部文化集団 浅田石二

ふるさとの街やかれ
身よりの骨うめし焼土(やけつち)に
今は白い花咲く
ああ許すまじ原爆を 三度許すまじ原爆を
われらの街に

ふるさとの海荒れて
黒き雨喜びの日はなく
今は舟に人もなし
ああ許すまじ原爆を 三度許すまじ原爆を
われらの海に

ふるさとの空重く
黒き雲今日も大地おおい
今は空に陽もささず
ああ許すまじ原爆を 三度許すまじ原爆を
われらの空に

はらからのたえまなき
労働にきずきあぐ富と幸
今はすべてついえ去らん
ああ許すまじ原爆を 三度許すまじ原爆を
世界の上に

以上、「うたごえ喫茶」のページより転載。

そして今年3月11日、「政府の行いによる惨禍」は起きてしまいました、許されざる三度目の惨禍が...。

つづく

| | トラックバック (0)

2011年11月 6日 (日)

Intermezzo〜イタコ(恐山)、トゥス(アイヌ)のラジオ版?〜

おすすめブログです。
余りにも面白すぎる情報満載の井口先生のブログから。

 →「霊界通信」:旧式ラジオから不思議な声が聞こえて来る!?

| | トラックバック (0)

南部合唱団との熱き一夜(註に追記あり)

先日(2011年11月2日)、大井町のきゅりあん大ホールで催された「南部合唱団音楽会 自由になるために」の随想を書きたいと思います。

最初に、一言で言って、素晴らしい会でした。打上の席では「南部合唱団は永遠だ!(「不滅だ!」であったかも...)」という言葉も聞かれましたが、私もそれを心から祈ります。

本題の随想に入るその前に、今現在のことに少し触れさせてほしい...。何故なら、南部合唱団の音楽会で今回プログラムされた曲目内容と深い関連のあることだからです。(つまり、「ことの発端」からその「今現在」に連なる時の流れの中で、先日2日に催された「南部合唱団音楽会 自由になるために」を私がどのように受止めたかを書きたいと思ったからなのですが...。勿論私はこの会においては、「原爆を許すまじ」と「日本国憲法前文」の二つの作品に於ける、一介の編曲者でしかありません。つまりは編曲者としての私個人の思いを書くだけのことなのです...。

●「プルートの罠」

さて、TPPの交渉のテーブルに野田首相がついてしまうかどうか、来る12日、運命の日。勿論、主権者国民としては、絶対につかせてはならないと思います。何故なら、このTPPとは、今、崩壊の一途を辿っている、戦争に依存する世界的な旧体制勢力による、一貫した同一の大きなシナリオに基づく「破壊工作」のひとつであると思えたからです。首相がテーブルについてしまったら最後です。

おすすめYouTube→1/2 国を滅ぼすTPP 推進者の巧妙な手口・ダマしの数々 , 2/2 国を滅ぼすTPP 推進者の巧妙な手口・ダマしの数々 【中野剛志】

おすすめブログ→Kazumoto Iguchi's blog: 『アジェンダ21』:「TPP」の奥底にあるアジェンダさ!

おすすめブログ→TPP交渉参加ならポチ3号は即刻退陣させるべし, 日本の基本構造を示す東電救済・増税・TPP, 本当は危機に直面していない日本財政, 房総半島出身野田佳彦氏の暴走が止まらない : 植草一秀の『知られざる真実』

 

林光先生の作品に『ネズミたちの伝説』という合唱作品があります。安部公房の『プルートのわな』を基に佐藤信さんが作詞された「合唱物語」です。オルフェウスの伝説に準えての鼠と猫の政治的攻防が物語となっていましたが、今、何故か、それを思い出しています。

さて、本題の随想です。

その前にもうひとつ、南部合唱団発行の機関誌「なんぶ」2011年9月号への私の寄稿記事を、依頼時、字数の制約もあって所々端的な表現になっている箇所に註を入れて、さらに具体的に詳しくして紹介したいと思います。実際の新聞記事の方では編集者の方が、沼田さんや 4号機や 「あたらしい憲法のはなし」の中の例のお釜のカットの写真を掲載してくださって、より読みやすくなっています。興味ある方は下記のリンク先のページより購読をお申込ください。既にご承知の方はスルーしてください。

以下、新聞生原稿(本ブログ用後註付)。機関誌「なんぶ」ホームページはこちらです。

 

「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないように...」  
                                  作曲家 高橋 喜治

3.11の大災害以後、世界は一変してしまいました。

東北を襲った津波被害も甚大でしたが、その上さらに福島第一原発事故により漏れだした核生成物は食物連鎖に侵入し濃縮を重ねていることでしょう。また気まぐれな風によって、また潮流によって、どこにでも運ばれていることでしょう。 どのみち、政府はまるで無策でしたので、私たちは内部被曝を余儀なくされてしまったのです。食べて飲んで息をする限りその危険性から遁れることは、もうできません。(※1)

それでも、子供や若い人たちの将来になんとか光の道筋をつけたいものです。それ以前に放射能の心配のない安全な場所に逃げればよいのですが、安全な場所はどこでしょう? 少なくともこの日本には完全に安全と言いきれる場所などもはやないのではないでしょうか。 (※2)

私は以前、 広島で被爆され、片脚を失い、婚約者も失った、沼田鈴子さんの生涯を元にした朗読劇の音楽を担当したことがありました(※3)。沼田さんを絶望の淵から救ったのは青桐の木でした。(その後、沼田さんは教員になられ、退職後は自らの被爆体験を語る語り部に。そして、世界を巡り巡る反核反戦の平和運動家となられる。)(※4)

沼田さんはある日、被曝の傷も生々しい青桐の幹から伸びている細い枝から、可愛らしい青桐の葉が出ていたのをみつけたのです。私は沼田さんご自身のお話からも、声優の山口由里子さんの朗読によっても、何度も何度もその時のことを聴いているし、そのシーンの音楽を書いたこともあって、記憶の中で、まるでそこに自分が居合わせていたかのような気持を抱いているのです。そして、夏の陽射しの中で柔らかく微笑む花の子供たち...。青桐のいのちの鼓動とともに、それをみつけた時の胸のときめきまでもが 、まるで夢のように、心に甦るのです。そのようにして、私は、束の間の安らぎを感じることができます。

しかし、福島の事故は未だ現在進行中です。広島原爆の百数十個分もの放射能は漏れ続けていますし(※5)、4号機は倒壊しそうで、もし倒壊したらこれまで以上の大惨事になるようですし(※6)、既に人類史上前代未聞の最悪事故になってしまいました。しかも大地震が起きる危険性も未だ去ってはいないのです。そして、この期に及んで、政府は原発推進を止められません。

「広島」「長崎」「第五福竜丸」そして「福島」に通底するものがあります。「戦争」です。

広島と長崎はマンハッタン計画であり、第五福竜丸は米ソ冷戦時代の水爆実験であり 、福島は、第五福竜丸事件から盛上った日本の反核運動への米国と日本の売国奴たちとの共謀による「毒をもって毒を制す」の心理誘導作戦による原発推進のなれの果てです。(※7)

密約あり(※8)、騙しあり(※9)、買収あり(※10)の、国家犯罪というこの巨悪よ! 憲法理念はいったいどこへやら...

私たちの憲法は先進的な平和憲法であり、その前文の中には「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する」とあります。 (※11)
この憲法施行後間もなくして、学校の教科書の副読本として作られた「あたらしい憲法のはなし」は、戦争の全面否定が絵入りで解りやすく説かれていて、学生のみならず多くの国民に希望を与えたはずです。(※12)

原発推進は国策でしたが、被曝労働者への人権侵害なくしては成立って来なかった(※13)( そして今、事故処理に当たっている労働者も被曝している(※14))という致命的欠陥があるのです。明らかに憲法違反であり、とても許させるものではありません。そしてついに、政府の行為による惨禍は起きてしまいました。私たちはこのような原発推進の政府を決して許してはいけません。

ふたつの合唱編曲「原爆を許すまじ」(※15)と「日本国憲法前文」(※11)に込めた私の思い、団の皆さんに期待することなど が、原稿の依頼内容でしたが、合唱団の皆さんについては 、指揮者の安達陽一先生を全面的に信頼していますので、特に申上げることはありません。「込めた思い」については、以上の文面からその幾許かを汲取って頂けましたら幸です。また、私の編曲が、作詞・作曲された方々、乃ち「原爆を許すまじ」の浅田石二 木下航二 両氏(※16) 、「日本国憲法前文」のきたがわてつ にしむらよしあき 鈴木泉 各氏(※17)の魂を、決して汚すことなく、快く響きあうことを、切に祈っています。

...............................................................................................................................................................

※1:既掲載記事「あらゆるものはつながっている」参照。

※2:風や潮流などの自然現象の他、鉄道・航空による人や物の移動、それに、国が進めている汚染瓦礫の拡散・焼却・埋立などによって、汚染は広がるばかりであるから。また、各地に設置されている原子力発電所の存在。地震の危険性を考えれば、私たちは周囲を原爆に取囲まれて暮しているようなものだから。

※3:初演関連ハイパーリンク→こちらと再演→こちら

※4:関連おすすめサイト→語り伝えることの大切さ

※5:これは政府の発表。海への流出も入れれば「広島原爆の400個分」という小出裕章先生のご発言が昨日あったらしい。(詳細解り次第追記します)

※6:おすすめブログ→4号機は倒壊しかかっている カナダの物理学者:「今すぐに4号機プールの補修工事を!」 〜カレイドスコープ

※7:おすすめYouTube:(1),(2),(3)

※8:西山太吉著「沖縄密約」参照。

※9:所謂「原子力村」が垂流す「安全神話」や、事故後、政府と東電が発表している、危険性が過小評価された発表の数々を見よ。

※10:(一例)おすすめブログ→「日々坦々」資料ブログ

※11:既掲載記事「☆“日本国憲法前文”の合唱編曲 per 南部合唱団」参照。

※12:あたらしい憲法のはなし 文部省 参照。

※13:おすすめYouTube→隠された被曝労働(1),(2),(3)

※14:福島第一原発労働者が被曝の杜撰な管理を告白

※15:既掲載記事「合唱曲“原爆を許すまじ”編曲と“YAISAMANENA”version24」参照。

※16:うたごえネットワーク - 原爆を許すまじ

※17:うたごえネットワーク - 日本国憲法前文

 

新聞原稿(本ブログ用後註付)、以上。

私はこの中で「そしてついに、政府の行為による惨禍は起きてしまいました」と書きました。原発導入は元々国策であり、「安全神話」を捏造して国民を騙し、「沖縄密約」によって、国民を騙しつつ核の持込みも許して来た、そして日本の核武装をも考えてきた。明らかなる憲法違反であり、言わば、国民の財産を横領しつつ成遂げてきた正真正銘の国家犯罪に端を発しているのですから、誰がどう考えても「政府の行為による惨禍」以外の何ものでもない訳なのです。だから、政治家・官僚・関連大企業のトップたち、それにアカデミズム(則ち「原子力村」)の何事もなかったような取澄ました表情の影には恐ろしく深い闇が広がっているのです。関連おすすめブログ→武田邦彦:ハッキリしてきたこと(1) 東電と1年1ミリ

しかし今、私は、原発事故のことのみならず、3.11の大災害とは、地震も津波も含めて、原発導入時からTPPにかけての壮大なシナリオに基づいた行為による惨禍ではないか、という考えに至っています。それは、前述おすすめの井口先生のブログの他、ベンジャミン・フルフォード氏が発信している情報などからなのですが、私のブログ上で、このことに触れることには、これまで随分躊躇いがありました。既にお気付きの方もいらっしゃるとは思います。それは、「人工地震」(または「地震兵器」)のことです。それが事実だとしたら余りにも恐ろしく、触れたくないことでしたので今まで書けませんでした。

しかし、ネット上では、国際的にも、既に、常識のようでした。
しかも、ネット以前に、なんと1953(昭和28)年の日本の新聞記事にも既になっていたのでした。

地震・津波・原発事故は予め計画された3点セットの計画で、来るTPPとは、まさに、日本侵略計画の最終段階...?!

つづく

| | トラックバック (0)

2011年11月 2日 (水)

母子殺しの政府

今日(こんにち)の放射能の危険性についての学問の到達点。それは、どこからどこまでが危険で、どこからは安全だ、と言える「閾値」はない! どんなに微量であっても危険である! ということなのだ。それを踏まえれば、政府のやっていることは、「出来る限り汚染を広め、出来る限り白血病や癌で亡くなる人を増やそう、子供や若い人たちの未来を奪おう」ということに尽きる。(悍しや日本.....)

●この期に及んでも尚再稼働される原発と福島原発事故の収束もないままの原発輸出=原発利権欲しさのなれの果て(あなた方のそのエゴイスティックな欲が世界を、そしてあなた方の大切な人をも滅ぼす)

●汚染瓦礫の拡散・焼却と埋立=日本は放射能国家となり、勿論その汚染は世界に広がる。

日本の土壌はすっかり汚染され、作物やその他諸々は一見輸入に頼らざるを得なくなる。そこでTPPのお出ましだ! しかし、それによって、日本の伝統的な産業や医療制度などは破壊される。日本の「シッコ」現象が始まる。

問題は放射能=国家権力なのだ。見事に一致してしまうのだから実に困ったものである!

| | トラックバック (0)

2011年10月21日 (金)

♪南部合唱団音楽会 自由になるために(後註追加)

南部合唱団の音楽会のお報せです。
昨年今年に依頼を受け編曲をさせて頂きましたが、その発表のある音楽会です。

南部合唱団は、うたごえ運動の波から生まれた合唱団です。とてもパワフルな皆さんです。
Ongakukai1101 プログラムには、JAL不当解雇支援の曲や原爆の曲や憲法の曲など、社会的メッセージの強い作品が並びます。チラシにはありませんが、終盤は、外山雄三先生作曲の「日本国憲法第九条」、きたがわてつさん にしむらよしあきさん 鈴木泉さん作曲、私の編曲による「日本国憲法前文」の後、昨年依頼を受け私が編曲した「原爆を許すまじ」、そして「IMAGINE」と続くのだそうです。

超有名な「IMAGINE」は、編曲は外山雄三先生、そして訳詞が、なんと、林光先生によるもので、加山明美さんのお話によりますと、かなり昔になりますが、オノ・ヨーコさんとは別に、ジョン・レノンの原詩から直接 林先生が訳されたものであるのだそうです。

また、「また君に恋してる」は当合唱団の指揮者安達陽一先生による編曲。ピアニストは中瀬千央さん。中瀬さんもまた、ご自分の弾かれるピアノパートをご自身で書かれることがあるそうで、「原爆を許すまじ」、今回の私の編曲以前に南部合唱団の歌ったヴァージョンの録音(『生きる』とか...)で、それを聴くことができます。

先日(10.2)のオリジナルコンサートでは、団員の若い作曲家による沖縄を題材としたなかなか意識の高い作品を聴かされたのでしたが、前述の「パワフルな皆さん」とは、指揮者・ピアニスト・メンバー共そのような芸達者な中身(後註参照)から感じた上で出た言葉でした。

南部合唱団のホームページはこちらです。

後註:大事な人を書き忘れてはなりませんでした。ヴォイストレーナーの鶴岡恵さんです。鶴岡さんは、1995年の合唱曲“YAISAMANENA”(作詞/飯島星)初演の時にソプラノのソロを受持ってくださった方。そのすぐ後に、YAISAMANENAの ソプラノとテノール(ピアノ付)デュエットのヴァージョンを依頼くださり、今の「ももたらう」の中のお二人により発表くださいました。その後、テラノホールの企画コンサート「火曜コンサート」での「ステラ五重奏団」のコンサートのアンコールで、急遽、私が編曲したアイヌ民謡の“イヨハイオチ”と坂村真民さんの詩「宇宙のまなざし」に作曲した“天空の星〜宇宙のまなざし〜”を歌ってくださったという、私の音楽史にとってはとても重要な方でした。その透明感溢れる歌声に魅了される方はけっして少なくないでしょう。

| | トラックバック (0)

2011年10月19日 (水)

「光の道筋」(後註追加)

放射能汚染の恐怖がTPPに繋がってはいけない!
格差デモの脅威が警察国家の成立に繋がってはいけない!

では、どうする.....?!

日本は独立国家としての尊厳を持って、自国の平和憲法の理念に則り、人権・表現の自由・恒久の平和(戦争全面否定)を守ることを主張するまでである。

その主張とは、この国内に於て、憲法を変えようとか、余所の思惑である(日本人の心も体も破壊する)TPPを推進しようとか、国民のプライヴァシーを侵害するインターネット監視法(警察国家への道)とか、辺野古移設(対米隷属のなれの果て)とか etc....... を考えている国家権力を決して許さないということ。原発も死刑制度も裁判員制度も私たちの手にしている憲法に対する違反行為であり、国民への反逆または挑戦(いのちを脅かし心を侵害すること)であるということを理解すること。「核の傘」とか「抑止力」とか、「アメリカが日本を守ってくれる」とかという迷妄と一緒に「原子力は安全である」なんてことといった諸々の「神話」への不幸な迷信を払拭することである。そして、私たちが知恵とともにあたりまえに持っている思いやりや、愛や、慈しみや、神様仏様への思いを忘れなければ、きっと、なんとかなる.....。

後註:

TPPに関してもおすすめブログ→きくちゆみのブログとポッドキャスト:TPP(Trans Pacific Partnership)に反対です

格差デモについてのおすすめブログは→Kazumoto Iguchi's blog吹き荒れる警察国家パワー!:「自由の女神のアメリカ合衆国は終焉している」  ニュースは→CNN.co.jp:反格差デモ、世界各地に拡大 ローマやパリ、東京でも
 

インターネット監視法については→インターネット監視法(PC監視法)は「権力側のためのための法律」:日々雑感

辺野古移設について→Wikipedia

| | トラックバック (0)

2011年10月17日 (月)

放射能対策に関する参考情報(追記あり)

放射能対策に関する情報掲載ブログを紹介します。

水(浄水器)→関東在住の方は必須!水道水が危ない。空気中にストロンチウム・プルトニウムは拡散しています。 - 春の季節に

野菜→飄:『放射能フリー野菜』が順次充実中!!

後註:私は試していません。情報の紹介です。実際のご購入に際しては、自己判断・自己責任でお願いします。

以下追記。

「つくった人が自分の子供に食べさせられる食品」→Oisix

| | トラックバック (0)

♪Bouquet des Tons 長野ツアー

お馴染の室内アンサンブル Bouquet des Tons の長野ツアーが今日から始まります。
以下、Bouquet des Tons のホームページより日程を転載します。

秋の長野ツアー(10月17日~20日)

18日(火)新生病院、病棟、ホスピス
19日(水)午前 あかしや幼稚園
       午後6時 新生病院創立記念礼拝式
20日(木)中野マリア幼稚園

CD収録曲など、いつものレパートリーが演奏されます。

好評発売中! ◎Anthologie
          ◇脳を学ぶ 3 アンサンブルグループ「ブーケ・デ・トン」との対話

| | トラックバック (0)

2011年10月16日 (日)

CRIIRADの日本支部またはCRIIRADのような第三者機関は必須だ

前記事(それ以前の関連記事も含めて)の補足だが、今後の全原発廃炉に向けて、その安全性を照査する機関は、政府の中での「仲良しグループ」では駄目なのであって、フランスの第三者機関CRIIRAD(関連既掲載記事参照)のような組織が必須だと思う。核の問題は国際的地球規模での問題なので、CRIIRADの日本支部でもよいかもしれないとも思う。

| | トラックバック (0)

政府+東電は刑務所に入る代りにすべての放射能汚染をただちに計測し正確なデータをすべて公表しなさい!

元々憲法理念に則った健全な政治が執行われていたら、こんな大惨事には至らなかっただろう。これは国家犯罪故の惨事であり、当然、責任者はその責任を負わなければならない。ところが、責任を果すどころか、未だに嘘八百を吐き散らして国民の生命を危機に陥れているのだから、始末に負えないとはこのことである。人間世界の悪い見本のすべてがここにあると言ってもよいだろう。
人を殺せば殺人罪として収監されるのが法治国家の掟だ。しかし今、必要なことがあり、それをすることの出来るのがまさに政府+東電なのだから、刑務所に入る代りにそれをしなさいと言っているのだ。生活環境と食べ物、飲料水の徹底した放射能の計測をし、食べ物飲み物なら、小出先生の提言のように、60禁50禁40禁30禁20禁・・・・・という仕分けをして、子供や若い人たちを守る指標を作らなければならない。
それが出来ないのなら、タイムマシンを作って、時を事故前に戻して、否、そもそも核兵器が出来る前に戻して、時を変えて欲しい。亡くなった人や自然をそっくりそのまま返して欲しい。

| | トラックバック (0)

2011年10月15日 (土)

私たちはモルモットではない!!!

今の首相は実は人ではなく「鯲(どぜう)」(ドジョウ)なのだということらしいけど、この国の「土壌」の放射能汚染は続いていて、政府による遅すぎた計測によって国民は不安と絶望に駆られるばかり。私の愛する横浜でもストロンチウムが検出されたと言うが、汚染の可能性は元々あったことで、政府による計測が今になったというにすぎない。既に体内に取込んでしまわれた(内部被曝の)方々も少なくはないのではないでしょうか? 政府が齎す「風評」によっていったいどれだけの人々が「殺される」のだろう?! 悍しや日本!!!

| | トラックバック (0)

2011年9月24日 (土)

タイム・トラヴェル

二ヶ月ほど前、香港の物理学研究チームにより、「タイムトラヴェルは不可能である」ことが証明されたばかりでしたが(「タイムトラベルは不可能」と証明、香港物理学者 〜AFP BBNews)、昨夜、最近になって大変興味深く読ませて頂いている井口博士のブログ(Kazumoto Iguchi’s blog:光より速いニュートリノ登場!?:相対性理論の終焉か!?)経由で、ジュネーブ郊外にあるCERN=ヨーロッパ合同原子核研究機関など、各国の研究機関で作る国際共同研究グループが行った実験(その名もなんと「OPERA実験」!)によりニュートリノの速度が光よりも速いという結果が齎されたことを知りました(根底崩れた?相対論…光より速いニュートリノ〜YOMIURI ONLINE)

本ブログ「風の耳」の前の記事で、「このタイムトラヴェルのシリーズ、今度は未来へ旅立ちたいと思っています。(是非、書かせて欲しい!)」と締括りましたが、私の場合は内面的な心の「時」を扱っていますので、元々その「時」とは、「感受性における幻想」により、因果律さえ壊すものであるのです。
それでも、心の領域のことではあっても、音楽においては、物理学的な「時」との照応において表現が実現されるということは言えるので、全く無関係とは言えないし、こうした話題に無関心ではいられない...。

以下、転載。

根底崩れた?相対論…光より速いニュートリノ

 名古屋大などの国際研究グループは23日、物質を構成する素粒子の一種であるニュートリノが、光の速度より速く飛んでいるとする観測結果を発表した。

 現代物理学の基礎であるアインシュタインの特殊相対性理論では、宇宙で最も速いのは光だとしている。今回の結果は同理論と矛盾しており、観測結果が事実なら物理学を根底から揺るがす可能性がある。

 この観測結果が得られたのは、スイス・ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関(CERN)の「OPERA実験」。ニュートリノ(ミュー型)を加速器という装置で打ち出し、約730キロ・メートル離れたイタリアのグランサッソー地下研究所へ地中を通して飛ばした。201109233866041n

 光はこの距離を0・0024秒で飛ぶが、今回の観測によって、ニュートリノは光より1億分の6秒早く到達していることが分かった。これは、光の速度より0・0025%だけ速く飛んだことを示している。

 ニュートリノの飛行速度を巡っては、2007年に米国の研究チームが論文を発表している。しかし、この時は誤差と区別がつかなかったため、「光速と差がない」と結論づけられた。今回は原子時計を備えた全地球測位システム(GPS)と光学測量を組み合わせ、3年間かけて約1万5000個分の飛行速度を精緻に測定した。その結果、誤差を考慮しても、光速を超えていることが判明した。

 この観測結果は現代物理学では説明できない。観測に参加した名古屋大の中村光廣准教授は「物理学全体への影響が大きいため、解釈は加えないと研究グループ内で合意している」と述べ、他グループの実験による検証を求めるために発表に踏み切ったとしている。

 ◆ニュートリノ=電気的に中性で、物質を透過する。「電子型」「ミュー型」「タウ型」の3種類があり、飛行中にそれぞれ別の種類に変化するニュートリノ振動という現象を起こす。以前は質量がゼロと考えられていたが、故・戸塚洋二東京大特別栄誉教授らによる観測で、質量があることが明らかになった。
(2011年9月23日21時28分  読売新聞)

転載、以上。
もうひとつ、同じことのNHKのニュース。以下、転載。

ニュートリノ 検証協力呼びかけ

国際研究グループによる実験で、素粒子の1つ「ニュートリノ」の速度が光より速いという結果が発表され、これがアインシュタインの相対性理論と矛盾することから、研究グループでは、世界の科学者に実験結果の検証への協力を呼びかけています。

この実験は、ジュネーブ郊外にあるCERN=ヨーロッパ合同原子核研究機関など、各国の研究機関で作る国際共同研究グループが行ったもので、実験結果は、23日、正式に発表されました。実験では、素粒子の1つ「ニュートリノ」をCERNの研究所から発射し、730キロ離れたイタリア中部の研究所で観測して速度を測定したところ、光よりも1億分の6秒=60ナノ秒だけ早く到着したということです。これは「質量のある物質は光より速く移動することはできない」としたアインシュタインの特殊相対性理論と矛盾するものです。研究結果が発表された会場では、測定の方法を巡ってさまざまな質問や疑問が出され、研究チーム側も実験結果を検証するため、世界の科学者や研究機関に協力してほしいと呼びかけました。CERNの広報責任者は、NHKの取材に対して「日本はニュートリノの研究で世界的にも優れた業績があり、素晴らしい実験施設もある」と述べ、日本からの協力に期待を示しました。
(2011年9月24日 9時37分 NHKニュース)

転載、以上。

もうひとつおまけに、タイムトラヴェルが否定された二ヶ月前のニュースもメモしておきます。以下、転載。

「タイムトラベルは不可能と証明」、香港物理学者

「どんな物体も光の速度を超えることはできない」との理論物理学者アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)の理論に、光の粒子である「光子1個」が従っていることを証明したと、香港の物理学者たちが発表した。つまり、SFの物語外では、タイムトラベルが不可能であることが示されたことになる。

 

Du Shengwang氏率いる香港科技大学(Hong Kong University of Science and Technology)の研究チームは、光子1個が「宇宙の移動の法則に従っている」ことを証明したと発表した。

 香港科技大学のウェブサイトに掲載されたプレスリリースは、「アインシュタインは光速が宇宙の移動の法則であること、単純にいえば、どんな物体も光速を 超えることはできないことを主張した」「Du教授の研究は、光の量子である光子1個が、電磁波と同様に、宇宙の移動の法則に従うことを証明した」と述べて いる。

 タイムトラベルの可能性は、10年ほど前に科学者らが、光速を超える「超光速」の光パルスの伝播を特定の媒体で発見したことで持ち上がった。その後、そ の現象はたんなる視覚効果であったことが分かったものの、研究者たちは光子1個が光速を超える可能性があるかもしれないと考えてきた。

 だが、Du氏は、アインシュタインが正しかったと考え、議論に決着をつけるために、史上初めて光子1個の最高速度を測定することにしたという。

 プレスリリースによると、研究の結果、「光子1個は光速を超えることはできなかった。アインシュタインの因果律、すなわち結果は原因なくして起こりえないとする主張が正しかったことが確認された」という。

 研究は、米国の科学査読論文誌「Physical Review Letters」に発表された。(c)AFP

2011年07月25日 08:42 発信地:香港 〜AFP BBNews

転載、以上。

| | トラックバック (0)

2011年9月22日 (木)

いのちの息吹のアンサンブル〜随想 FARBENSPIEL CONCERT 2011〜

去る6月11日、東京オペラシティ近江楽堂で催された演奏会、FARBENSPIEL CONCERT 2011の随想です。当日プログラムは→こちら

この日は、私の THE FLUTY TIME TRAVEL 〜柔らかく澄んだ時の旅〜 (既掲載記事参照)の演奏があり、招待を受けでかけましたが、フルートアンサンブルの編曲では草分的存在とも言える高下二郎さん、お馴染のBouquet des Tonsのフルーティスト=齊藤佐智江さん、お二人と席を並べることになりました。高下さんは元新交響楽団のフルート奏者でしたが、その後齊藤さんと共にエアリー・フルート・カルテットやレヴリなどのアンサンブルのメンバーとしてもご活躍されています。また、高下さんの編曲の数々は㈲みゆずメゾンムラマツフルート山野楽器紀伊国屋書店、他より販売されています。

プログラム前半のススマン(Heinrich Soussmann)は19世紀の作曲家ですが、初めて聴く作品のそのアンサンブルのサウンド設計には現代に通じるものを感じました。また、高下二郎さん編曲によるチャイコフスキーの〈白鳥の湖〉(抜粋)は、オリジナルのオーケストラ編成からの縮小であっても音楽として全く本質的に遜色のない楽しさがあり、改めてその名曲性を思い知りました。

私の作品では、Farbenspielの皆さん(大見幸司さん/1stFl. 佐々木寿弘さん/2ndFl. 河合沙樹さん/3rdFl.&AltoFl. 福田徳子さん/4thFl.&BassFl.)、本当に表情豊かに演奏してくださり、懐しさとともに、(これは震災のショックのせいもあったと思われるのですが)生きていてよかった! と感じずにはいられませんでした。

フルートは一番好きな楽器でもあるのですが、この日は特に、フルートカルテットが、根源的ないのちの息吹のアンサンブルとして感じられ、震災に打ちのめされた魂にいのちの風が吹込まれて細胞が活性化されていくような、そんな感覚を覚えました。
後日、私は、メンバーの佐々木さんにTHE FLUTY TIME TRAVEL II 〜北斎〜 をお送り差上げました。

このタイムトラヴェルのシリーズ、今度は未来へ旅立ちたいと思っています。(是非、書かせて欲しい!)

...............................................................................

楽譜:高橋喜治作曲:THE FLUTY TIME TRAVEL 〜柔らかく澄んだ時の旅〜 購入サイト

 Fluty Creation  ムラマツフルート  山野楽器

 

| | トラックバック (0)

2011年9月 6日 (火)

国家犯罪という巨悪

元々、国策として始まった原発。恐ろしい人権侵害の上に推進されてきたことは既掲載のごとく。この後に及んで原発推進とは狂気の沙汰以外のなにものでもないであろう。 でもしちゃうんだよね、政府は。 いったい、どこまで、犠牲者を出したら気が済むのでしょう?  罪に罪を重ねていったその先に待ちかまえているのは何だろう?

| | トラックバック (0)

放射線と言葉

放射線がDNAを切断するように、言葉にもまた切取る性質がある。
言葉は時に取返しのつかない暴力と化す。

(この演劇を知らない人には間接的すぎて恐らく誤解を招くだけかもしれませんが、それを怖れず)、♪試聴♪→★演劇「マン・イン・ザ・ムーン・マリーゴールドに於けるガンマ線の効果」の音楽より“ティリー”II(第1幕第2場)

 

 

| | トラックバック (0)

2011年9月 4日 (日)

「【緊急国際署名】 日本政府は原発輸出推進政策を即刻止め 世界の脱原発をリードしてください」

以下、原子力資料情報室ページより転載。

一般 : 【緊急国際署名】日本政府は原発輸出推進政策を即刻止め世界の脱原発をリードしてください
 
    投稿者: 原子力資料情報室 投稿日時: 2011/9/1 13:22:23 (4475 ヒット)  
         

====================================================================
【緊急国際署名】

日本政府は原発輸出推進政策を即刻止め
世界の脱原発をリードしてください

   日本語:http://www.foejapan.org/energy/news/110831.html
   英語:http://www.foejapan.org/en/news/110831.html
====================================================================
2011年8月31日

●要請●
私たちは日本政府に以下を要請します。
1. 原発輸出推進政策を即刻止めること
2. 現在ある原発輸出計画を白紙にすること
3. 世界の脱原発の実現のためのリーダーシップを発揮すること

●趣旨●
  2011年3月11日に発生した東北太平洋沖大地震とそれに伴う津波によって、東京電力福島第一原子力発電所は大量の放射能を環境中に放出する大事故を引き起こしました。 現在もその収束の目処は立たず、福島や東北・関東の広範囲にわたる地域を、また世界の海洋環境をも汚染し続けています。

  私たちは、スリーマイル島原子力発電所事故、チェルノブイリ原子力発電所事故を経てもなお福島第一原子力発電所事故を防ぐことができませんでした。放射能は微量であっても遺伝子を傷つけ、特に子どもや妊婦など、次世代を担う人たちを最も危険にさらします。 もはや、原発が人類と共存できないことは明らかです。事故により、福島の方々をはじめ多くの方々が苦しみの中にいる今、私たちは国を超えて、福島原発事故の被害者の方々に寄り添い、支援の和を拡げるとともに、未来の世代のために、世界の脱原発を目指すべきだと考えます。

 日本政府はこれまで日本の高い技術力を誇ってきましたが、今回の福島原発事故は、技術で過酷事故を防ぐことはできないことを証明しました。菅直人前首相は、事故後、脱原発を打ち出し、日本政府は、「事故の原因について徹底的な検証を行いつつ、原子力発電所の新増設を含む今後のエネルギー政策の在り方について、国民各層の御意見を踏まえて検討を進めたい(7月1日閣議決定)」として、国内の原発政策について見直す方針を示しています。

 ところが原発輸出に関して、日本政府は8月5日、「原発の安全確保は一義的には各国の責任」とし、「諸外国が我が国の原子力技術を活用したいと希望する場合には、我が国としては、相手国の意向を踏まえつつ、世界最高水準の 安全性を有するものを提供していくべきであると考える」として、引き続き原発輸出を継続する方針を閣議決定しました。事故の検証も終わらず、日本国内です ら国民的議論も十分行われていない中、海外への原発輸出を推進することは明らかにダブルスタンダードであり、誤りです。また、未だに事故を収束できず、多くの国民が苦難の中に暮らし、十分な救済が図られていない中で、日本政府が海外への原発輸出を継続することは、被害の拡大・拡散を推進することにつながりかねず、倫理的にも許されるものではありません。

 また、今回のような事故処理費を加えるまでもなく、原発にかかるコストは膨大であることが明確となっています。輸出をすれば、その負担を当該国の人々に負わせることにもなります。日本には、ビジネスあるいは国際協力という観点からも、原発よりも省エネ及び再生可能エネルギーの関連技術の推進が期待されます。

 私たちは、広島、長崎の原爆を経験し、さらに福島原発事故による核の被害を経験した日本の政府が、これ以上人類が原発による惨禍を繰り返さないように、世界の脱原発をリードし、原発に頼らない持続可能で平和な社会を築く手本を示されることを切に願います。

以上

●呼びかけ団体●
国際環境NGO FoE Japan
「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
インドネシア民主化支援ネットワーク
高木仁三郎市民科学基金
メコン・ウォッチ
原子力資料情報室
グリーン・アクション

●第一次締切●
2011年9月9日

●日本語オンライン署名、紙版のダウンロードはこちらから●
http://www.foejapan.org/energy/news/110831.html

●英語版オンライン署名はこちらから●
http://www.foejapan.org/en/news/110831.html

●お問い合わせ●
国際環境NGO FoE Japan
Tel: 03-6907-7217(平日のみ) Fax: 03-6907-7219
E-mail: finance●foejapan.org ●を@に変えて送信してください

転載、以上。

皆さん、子供たちに原発のない世界を遺しましょう! ご賛同の方は署名にご協力を。

...................................................................................................

追記:以下、署名に際し書送った私の政府へのメッセージ

原子力発電所は、一度事故を起こせば、この母なる大地と生きとし生けるものすべてに、幾世代にも亙る災いを齎します。また、被曝労働者に対する、恐ろしい人権侵害の上に立脚しているので、とても許せるものではありません。これ以上、悲劇を拡大して行ってはなりません。 ですから、政府は即刻、原発輸出推進政策を止め、世界の脱原発をリードする方向に転じてください。

| | トラックバック (0)

聖なる光差す一宮の午後

Bouquet des Tons 西日本ツアー最終日、去る8月30日に開かれた一宮聖光幼稚園主催の「音の花束コンサート」の随想です(既掲載記事参照)
Img_6646 夕闇に包まれ行く一宮聖光教会(終演後)

私の中では3.11の大災害(今年2011年3月11日に起きた東日本大震災)はまだ終わっていません。そうした中でのこうした心暖まる演奏会は空からの恩寵のように感じられました。音楽は、日記のようなものでもあり、それを書いた時のことをありありと甦らせてくれます。だから、大切な人やことごとなど忘れようもありません。Bouquet

演奏会半ば、私がブーケ・デ・トンの飯島多恵さんから聴衆の皆さんに紹介されると、その後、隣にお母さんと一緒に座っていた小さな女の子に握手を求められました。打上の後、駅までお見送りくださった松本牧師の奥様とも握手を交わしました。その優しいぬくもりを私は忘れないでしょう。

Bdtichinomiya01_2 Bdtichinomiya02_2

138tower_3 演奏会までのちょっとの時間、138タワーパークに立寄りました。

138tower4_2

138tower3_3                                                      遠く伊勢湾が霞んでいます。

◎Bouquet des Tons の CD:Anthologie 好評発売中!
 

| | トラックバック (0)

2011年8月28日 (日)

『「放射能と子どもたち」 in 沖縄 小出裕章先生』

おすすめYouTubeです。
2011年8月13日(土)、沖縄の西原町中央公民館大ホールでの小出裕章先生の講演会「放射能と子どもたち」(by siryou100)。
この日は丁度7年前、沖縄国際大学にストロンチウム90(既掲載記事参照)搭載の米軍ヘリが墜落した日。いつものチェルノブイリの猫を抱いたご婦人のことなどと共にその件に関しても言及されています。

原発問題と沖縄基地問題とは繋がっている。

...................................................

YouTube:特集 原発震災

関連既掲載記事:「森と海と子供たちの未来への前奏曲」

| | トラックバック (0)

2011年8月27日 (土)

♪Bouquet des Tons 西日本ツアー

今日から始まるBouquet des Tons西日本ツアーのご案内です。
以下、Bouquet des Tonsのページより。

27日(土) ビッグハート出雲(島根) 島根シュタイナーの会
28日(日) わらべ館(鳥取) わらべ館イベント情報
29日(月) 奈良基督教会(奈良) Bouquet des Tons
30日(火) 一宮聖光教会(名古屋) Bouquet des Tons

.......................

今日、島根でのコンサートでは書下しのフルート独奏のための“夏の風”の初演予定があります(既掲載記事参照)
明日、鳥取では日本の歌の編曲作品など先頃発売されたCD(Anthologie,脳を学ぶ3)収録曲が...。
明後日、奈良では奈良在住の詩人で作家の寮美千子さんの朗読と共に、〈季節の子供〉〜儚きいのちめぐる歌〜全曲と、日本の歌の編曲作品。それに先日作曲したばかりの“くも”(既掲載記事参照)の初演もある予定(寮美千子さんの掲示板参照)
30日、名古屋では、やはりCD収録曲などが演奏される予定です。
お近くの方、是非お聴きにお出かけください。

| | トラックバック (0)

2011年8月20日 (土)

随想「ぼっくすおふぃす・朗読さろん Vol.6」

昨日ご案内させて頂きました神品正子さんの「ぼっくすおふぃす・朗読さろん Vol.6 神品友子没後10年〜ドイツ現代童話を聴く夕べ」の随想です。

まずは、当日プログラムを以下に。

 プログラム

★お話
  神品芳夫

★ねこのアイウエオ  Zupp
  ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー/作
  神品友子/訳(晶文社)

  

朗読/越前屋加代 佐々木優子 青木勇二

     休憩(10分)

★R.シュトラウス(フバイ編曲):モルゲン!〜「4つの歌」op.27より第4番
★ドルドラ:思い出(スーヴェニール)
★クルト・ヴァイル(クリティアン編曲):モリタート(マック・ザ・ナイフ)〜「三文オペラ」より
★ポリディーニ(クライスラー編曲):踊る人形

  ヴァイオリン/油井ユリ子  ピアノ/本間有紀



★お月さまのかお  Das Mondogesicht
  ゲルダ・マリーシャイルド/作
  神品友子/訳(ほるぷ出版)

  朗読/三好美智子

プログラム、以上。

今回は、神品さんのお母さんの没後10年を記念した会。
はじめに、お父さんの神品芳夫先生のお話。「学問的な話は抜きで、夫として故人を偲びたい」と前置きされた上で、まだ女性が学問のため海外に行くことさえもが憚られるような古い空気が残っていたご結婚当時のご苦労話などと共に、文学にも三人のお子さんを育てることにも力を惜しまなかった神品友子先生のご生前が偲ばれました。

続いて作者と作品について簡潔なご解説がありました。
「ねこのアイウエオ」の作者ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー氏は、今も精力的に活躍されているドイツの作家・詩人・批評家・翻訳家で、この「ねこのアイウエオ」にも、虚偽に充ちた大人社会へのチクリとした批判が込められていること、そして、私が特に共感を持って心に止めたのは「子供の心でなければ社会変革は為し得ない」というお言葉でした。確かに日本の今を見てもそう思います。

※ 原題は“Zupp”ですが、「ねこのアイウエオ」という日本語のネーミングは神品芳夫先生のアイデアということでした。

一方「お月さまのかお」の作者は「ねこのアイウエオ」の作者に比べるとあまり有名ではないそうですが、この作品は、エンツェンスベルガー氏とは対称的に、社会的思想的なことはなく、ひたすら叙情的な作品であると語られました。私もそう思っていました。
この絵本のお話は、マリオンという少女が絵に描いた「月のこども」が、絵から抜け出して、家から出てあちこち冒険を始めるというお話。(以下、ある程度内容を明かしてしまいますので絵本を読まれることを楽しみにされている方は跳ばしてください) 

月のこどもはいろいろな人たちや動物たちとの交流を経た後、「本物の月」と肩を並べることになるのですが、月のこどもは星々を掃除する「星みがき」によって、さっと拭き消されてしまうのです。しかし、それを後悔した星みがきはマリオンのもとへ飛んで行って、雑巾の皺と皺の間に隠れていた月のこどもを紙の上に甦らすのでした。そうして、「それで 月のこどもは?/また マリオンのうちへ かえってきたのです/月のこどもは おおよろこびで 光りました/なにもかも うまくいって ほんとによかったですね」と、ハッピーエンドで終わります。
私は4年前のぼっくすおふぃす・朗読さろんVol.5で、この「お月さまのかお」に作曲させて頂いたのでしたが、エンディングでは何故かホロッとなってしまうほど、いまだに非常に好きな作品となっています。

後半のはじめに神品さんの妹さんによるヴァイオリン演奏がありました。曲目をこの日のために考えに考えた上での演奏と言うことでした。ピアニストはお母さんのこともご存知の気心の知れたお友達ということでした。妹さんはとても明るい方で、演奏の後での「幾つか事故がありましたが…」という言い訳もご愛嬌の内に、ご自身による解説と相まって、楽しい一時を作っていました。

最初に、神品先生は、「この会は私が提案したことではなく、娘たちが自主的に企画してくれたこと」とお断りなさってましたが、実にアットホームな暖かい雰囲気に包まれて、ドイツ現代童話を味わうことのできた会でした。

| | トラックバック (0)

2011年8月19日 (金)

寮美千子さん講演「詩が開いた心の扉『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』」

おすすめ本と講演案内です。

お馴染の詩人で作家の寮美千子さんが取組んでいらっしゃる詩に拠る受刑者の更正教育「社会性涵養プログラム」から生まれた少年たちの詩を中心に寮さんが編まれた57編の詩集。授業の模様も併せ書かれていて、詩を作った生徒たちの心模様も感じられる本です。

『空が青いから白をえらんだのです』奈良少年刑務所詩集 寮美千子 編 新潮文庫

本のタイトルにもなっている「空が青いから白をえらんだのです」とは、巻頭一番目にある「くも」というタイトルの一行詩そのままなのでした。(感動した私は早速作曲。来る今月29日のBouquet des Tons奈良公演で初演予定。詳細は追って掲載します。)

以下、引用。

Aくんは、普段はあまりものを言わない子でした。そんなAくんが、この詩を朗読したとたん、堰を切ったように語りだしたのです。

「今年でおかあさんの七回忌です。おかあさんは病院で『つらいことがあったら、空を見て。そこにわたしがいるから』とぼくにいってくれました。それが、最期の言葉でした。おとうさんは、体の弱いおかあさんをいつも殴っていた。ぼく、小さかったから、何もできなくて……」

Aくんがそう言うと、教室の仲間たちが手を挙げ、次々に語りだしました。

「この詩を書いたことが、Aくんの親孝行やと思いました」

「Aくんのおかあさんは、まっ白でふわふわなんやと思いました」

「ぼくは、おかあさんを知りません。でも、この詩を読んで、空を見たら、ぼくもおかあさんに会えるような気がしました」

と言った子は、そのままおいおいと泣きだしました。

自分の詩が、みんなに届き、心を揺さぶったことを感じたAくん。いつにないはればれとした表情をしていました。

たった一行に込められた思いの深さ。そこからつながる心の輪。

「詩」によって開かれた心の扉に、目を見開かれる思いがしました。

引用、以上。

その後様々な生徒たちによる、「金色」 「銀色」 「すきな色」 「黒」 「ぼくのすきな色」と色彩を題材とした詩が続きます。「何も書くことがなかったら好きな色について書いてください」という寮先生の課題によって生まれた詩たち。つながる子供たちの心。

以上のような寮先生の授業の様子を伝える講演会が、明日(東京)と明後日(千葉)に開かれます。

以下、寮美千子さんの掲示板より転載。

■寮美千子講演「詩が開いた心の扉『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』」/クレヨンハウス連続講座「子どもの本の学校」
⇒http://www.crayonhouse.co.jp/home/gakko21.html

▶日時:8月20日(土) 15:30開場 16:00~17:30
▶場所:クレヨンハウス東京店B1 レストラン「広場」 (地下鉄「表参道」駅A1出口またはB2出口より徒歩数分)
東京都港区北青山3-8-15
電話 03-3406-6492
▶料金:当日券2500円/年会費23000円(12回分)
▶申込:当日受付・全席自由120席(会員優先)
▶主催:クレヨンハウス東京店 子どもの本売り場
     メール c-help@crayonhouse.co.jp
     電話 03-3406-6492
▶内容:「91年5月より、スタートしましたクレヨンハウスの[子どもの本の学校]連続講座は、第21期を迎えます。
子どもの本の専門店として、作家と読者が出会う場所をつくりたいとの思いが出発点。
“子ども”をキーワードに、子どもについて、子どもの本について、子どもをとりまく大人の世界について、
ご一緒に楽しみながら考えていきたいと思います。さあ、第21期のスタートです。」(講座案内より)

寮美千子は第4回に登場。
「加害者になる前に、被害者だった」少年たち。家庭内暴力、育児放棄、いじめ、などで心を閉ざした子どもたちを救った「物語の教室」とは?」として、
『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』(長崎出版)に関連した話をします。
なお、奈良少年刑務所では、この4月から、第8期の授業が始まります。

■寮美千子講演@千葉「詩が開いた心の扉『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』」

▶日時:8月21日(日) 14:00開場 14:30~16:40
▶場所:惠泉 (JR総武本線・成田線「都賀」駅東口より徒歩5分 かねたや家具店方面(モノレール沿い)左側/専用駐車場8台あり)
     千葉市若葉区都賀3-24-8 都賀プラザ1F
     電話 043-309-8350
▶料金:1500円(飲茶つき) ※講演のあと、飲茶で懇談会
▶申込:先着45人/予約歓迎
     予約は電話043-309-8350(惠泉・四宮)またはメールkomugikoten@vitaport.co.jp
▶主催:ならまち通信社
     ⇒チラシPDF

千葉での寮美千子の講演です。『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』(長崎出版/新潮文庫)について話します。
千葉は、寮美千子にとって小・中・高校時代の地元。同窓の方など、ぜひいらしてください。

会場から千葉方面に2kmほどのところにある千葉刑務所は、奈良少年刑務所と同じ「明治の五大監獄」の一つ。現在は、奈良少年刑務所より少し小ぶりの正門と管理棟のみ、明治の煉瓦建築が残っています。

転載、以上。

寮美千子さんのホームページ→Harmonia

| | トラックバック (0)

「ぼっくすおふぃす・朗読さろん Vol.6 神品友子没後10年〜ドイツ現代童話を聴く夕べ」

日が迫ってのご案内で恐縮ですが、明日開催の劇作家・演出家の神品正子さん主宰の朗読さろんのご案内です。
今年はドイツ文学者であられました神品正子さんのお母様=神品友子先生の没後10年ということで、朗読に「お月さまのかお」「ねこのアイウエオ」が取上げられ、お父様の神品芳夫先生によりますお話(作品解説)も併せございます。
私は、2007年のぼっくすおふぃす・朗読さろんVol.5(風の耳 こぼれおちる月 参照)にて、「お月さまのかお」の音楽を担当させて頂いたこともあり、絵本の独特な色彩の絵と共に魅了された「お月さまのかお」の愛読者の一人です。また、その折に神品さんより頂いた「ねこのアイウエオ」も愛読していました(本のご購入は下記リンクより可能です)。
今回は、神品正子さんの妹さんの油井ユリ江さんのヴァイオリン演奏付ということで、アットホームな雰囲気でドイツ現代童話の魅力を味わうことの出来る貴重な機会ではないかと期待されます。

ぼっくすおふぃす・朗読さろん Vol.6
神品友子没後10年〜ドイツ現代童話を聴く夕べ


▶日時 2011年8月20日(土) 開場/16:30 開演/17:30
▶会場 自由学園明日館 講堂
     Tel 03-3971-7535
▶入場料金 2500円(全自由席)
▶お問合せ ぼっくすおふぃす


♪プログラム

お月さまのかお Das Mondgesicht
 ゲルダ・マリー・シャイドル 作
 神品友子 訳(ほるぷ出版刊)

 朗読/三好 美智子

ねこのアイウエオ Zupp
 ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー 作
 神品友子 訳(晶文社刊)

 朗読/青木 勇二  越前屋 加代  佐々木 優子


  構成・演出     神品 正子
  お話         神品 芳夫
  ヴァイオリン演奏 油井 ユリ江


おすすめ本の購入:Amazonへのリンク

お月さまのかお

ねこのアイウエオ

| | トラックバック (0)

2011年8月 8日 (月)

2+2=?

ちょっと旧聞ですが、重要なので転載しておきます。 以下、転載。

辺野古「V字案」だけでなく、【原発推進】も勝手に決めた「2プラス2」日米合意

【転載歓迎】

21日(筆者註:去る今年2011年6月21日)に日米の外交・防衛関係の閣僚による会議「2プラス2」が開催されました。 沖縄・辺野古での基地建設を「2014年までに」と言っていたのを撤回し「できる限り早い時期に完了させる」として、自公政権時代の「V字案」計画を再び合意したわけです。
この前日、北澤大臣は「(現行案を)断固として行うという強い意思表示」などと強がっていましたが、先が長くない菅政権の大臣と、6月に退任するゲーツ国防長官らが合意してもほとんど説得力は無いと思われます。 とはいえ、今回の合意文書では、辺野古の問題だけではなく、

■震災後、国民の同意を得られていないのに、原発を推進し続けることや、
■「思いやり予算」を減らさないこと、
■米軍の空母艦載機の訓練場所として鹿児島県の馬毛島(まげしま)を検討すること、
■「人道支援・災害救援分野」の拠点を造り自衛隊と米軍が利用すること(狙われているのは沖縄の下地島)、
■武器輸出三原則を踏み越えて、日米共同開発のミサイルを第三国に輸出できるようにすることなど、

さまざまな問題を日米両政府が勝手に合意しています。 以下にまとめていますので、ご活用いただければ幸いです。
http://togetter.com/li/153057

転載、以上。

| | トラックバック (0)

2011年8月 6日 (土)

ある「作家」の死

「太陽の季節」の作家は死んだ、この報道が真実なら。
以下、転載。


  東京都の石原知事は5日の記者会見で、米国のオバマ大統領がノーベル平和賞受賞後にコンピューターを使った新しい核弾頭のシミュレーションを実施したことに触れ、「日本だってそれぐらいのことやったらいい。3カ月でシミュレーションできる。プルトニウムは山ほどある」と述べ、核保有のための模擬実験は短期間で可能との認識を示した。

 知事は、日本の防衛政策に関連し「日本は強力な軍事国家にならなかったら絶対に存在感を失う」と主張。「スーパーコンピューターを駆使した原爆のシミュレーションなんかすぐできる。(日本は)やったらいい」と指摘した。               2011/08/05 22:14   【共同通信】

転載、以上。
余所で自分ひとりでやってなさい。

| | トラックバック (0)

2011年7月28日 (木)

沼田鈴子さんは生きている

沼田鈴子さんは生きている。
心の中で、青桐のいのちの鼓動とともに。

今も 
心の中で刻まれている
青桐の いのちの鼓動

夏の
日差しの中で微睡む
可憐で柔らかな 花の子供たちよ

それを 
はじめて見つけたときの
胸のときめきが 夏の風とともに 今も
甦る

花の子供の微笑みに 
生かされ 鼓動は リズムに
風は 歌に
甦る

| | トラックバック (0)

2011年7月22日 (金)

♪7月30日(土)の演奏会 Bouquet des Tons Vol.24 「CD同時購入でチケット割引」のお報せ

来る30日(来週の土曜日)の 音の花束演奏会 Bouquet des Tons Vol.24 のチケットですが、CD:Anthologie ご購入の方は割引いたします。

▶前売券
一般      3,000→2,600
高校生以下 1,500→1,100
友の会会員 2,500→2,100

▶当日券
一般      3,500→3,100
高校生以下 2,000→1,600
友の会会員 前売券と同じ

▶前売券購入先
E-Mail bouquetdetons@yahoo.co.jp(猿渡)
     amakane@mac.com(高橋)←左サイドバー内の「メール送信」からどうぞ

▶ホームページ
Bouquet des Tons→こちら

| | トラックバック (0)

2011年7月18日 (月)

…風のおしえ 響きあう詩

予感

わたしは遠方にとり囲まれた旗のようだ、
風がくるのを予感する。かなたで物たちが、まだ身じろぎも
しないのに、わたしは風を生きねばならない。
扉はまだやわらかに締まり、暖炉には静けさがある。
窓の列はまだふるえず、埃もまだ積もったまま。

それなのにわたしはすでに嵐の到来を感じ、海のように荒れる。
そしてわたしは自分を広げ、自分の中へ転落する。
自分の身を投げ出し、全くひとりで
大きい嵐の中にいる。

                        

     Vorgefühl(リルケ 作 神品芳夫 訳)


◎月巡りの歌 6月(...風のおしえ) CD→ぼっくすおふぃす・朗読さろん Vol.5 お月さまのかお

◆予感 詩集→『リルケ詩集』 神品芳夫 編・訳 小沢書店

□月巡りの歌 6月(...風のおしえ) 楽譜→こちら

| | トラックバック (0)

2011年7月17日 (日)

福島原発関連リンク追加

既掲載記事に超おすすめブログへのリンク追加しました。

おすすめブログ:「福島メルトダウン:アーニー・ガンダーセン、ラジオインタビューより」

| | トラックバック (0)

□月巡りの歌 6月(...風のおしえ) 発行

ピアノ独奏のための<月巡りの歌>より“6月(...風のおしえ)”を□Amakane出版より販売します。楽譜サンプルPDFはこちらからダウンロードできます。

「sample-vorgefuhl.pdf」をダウンロード

□高橋喜治作曲 「月巡りの歌」より6月(...風のおしえ)

 定価 1800円(税込)
 送料 500円(部数によっては変わることもあります)

  計 2300円

購入ご希望の方は右サイドバーの「メール送信」からメールで下記項目(※)を明記の上お申し込みください。追って代金振込先を返信メールにてお知らせいたします。その後ご入金を確認しだい印刷・製本し、発送いたします。個人で運営しているため多少のお時間頂くこともありえますことご了承ください。

※お申し込みの際の必要ご記入項目
 件名 「楽譜購入希望」
 本文 1 曲名:6月(...風のおしえ) 必須
     2 部数 必須
     3 あなたの氏名(ふりがな) 必須
     4 住所 必須
     5 電話番号 必須
     6 あなたの性別
     7 あなたの年齢
     8 あなたの職業
     9 メッセージ

| | トラックバック (0)

2011年7月14日 (木)

♪Bouquet des Tons 院内コンサート

去る7月5日(火)、Bouquet des Tons の皆さんによる千葉大学附属病院でのコンサートの模様が病院のホームページにUpされていました。→病院からのお知らせ|千葉大学附属病院

♪院内コンサート2011

▶時 2011年7月5日(火)
▶所 千葉大学附属病院ロビー

プログラム

クヴァンツ:  トリオソナタハ長調より第3楽章
シモネッティ:マドリガル
イベール:  2つの間奏曲
モンティ:   チャルダッシュ
高橋喜治:  海の子供
日本の四季(高橋喜治編曲):
         山田耕筰:赤とんぼ、ペチカ
         岡野貞一:春の小川
         作者不詳:海
         中田喜直:夏の思い出
         下総皖一:七夕さま

演奏:Bouquet des Tons
     フルート/齊藤佐智江 ヴァイオリン/飯島多恵 ピアノ/猿渡紀子

| | トラックバック (0)

2011年7月 8日 (金)

リンク追加

ふたつの既掲載記事に鎌仲ひとみ監督関連YouTubeへのリンク追加しました。取急ぎお知らせします。

「原発は差別の象徴だ」

「微量放射能の被害は10年後に…」

| | トラックバック (0)

2011年7月 6日 (水)

原発関連リンク追加

既掲載記事「原発は差別の象徴だ」に反原発運動への広瀬隆氏の提言(ちきゅう座)、リンク追加しました。

| | トラックバック (0)

2011年7月 5日 (火)

おすすめブログ:「福島メルトダウン:アーニー・ガンダーセン、ラジオインタビューより」(さらにリンク追加)

福島第1原発に関するおすすめブログです。

福島メルトダウン:アーニー・ガンダーセン、ラジオインタビューより part1

福島メルトダウン:アーニー・ガンダーセン、ラジオインタビューより part2

 以上は6月17日のインタビューです。

関連おすすめTube。→こちら(ガンダーセン氏5月13日のコメント)

おすすめブログ→こちら(「福島の3匹の子豚に狼台風6号が接近?:狼なんて怖くない〜、怖くない!?

」〜Kazumoto Iguchi's blog)

| | トラックバック (0)

«「原発は差別の象徴だ」(さらにリンク追加)